彼女たちの犯罪 5話/ネタバレ感想/考察 容疑者と証拠品

この記事は以下の内容を含みます。

各話のネタバレはありますが、結末は明かさずに考察を楽しめるようにしてあります。

でも原作とは展開が違ってきたので、結末も違ってくるかも。時代背景も違うし…

※原作の時代背景は一番最後に記してあります。

  • 原作を踏まえた登場人物の深堀り
  • これまでの物語の時系列の整理
  • あらすじ
  • 感想/考察

今回の5人目となる登場人物の深堀りは、玉名翠。

1人目はコチラ ➡彼女たちの犯罪 1話/ネタバレ感想/考察 原作と違う展開?

2人目はコチラ ➡彼女たちの犯罪 2話/ネタバレ感想/考察 智明の臙脂(えんじ)色のネクタイ

3人目はコチラ ➡彼女たちの犯罪 3話/ネタバレ感想/考察 浮気を泳がせる理由

4人目はコチラ ➡彼女たちの犯罪 4話/ネタバレ感想/考察 席替えへの序章

6人目はコチラ ➡彼女たちの犯罪 6話/ネタバレ感想/考察 警察vs彼女たち

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もくじ

彼女たちの犯罪 5話 感想/考察:登場人物⑤玉名翠

彼女たちの犯罪 玉名翠 ドラマと原作はほぼ同じ設定

  • 出身:東京都
  • 家族構成:父・母との3人暮らしだったが、両親が事故死
  • 智明とは近所のため、子供のころからの幼馴染
  • 小学校教師だったが両親の死を機に、退職
  • 夫もいたが、両親の他界からしばらくして離婚(原作では独身)

原作とドラマでほぼ設定は同じ。

智明とは幼いころからの幼馴染で、「トモくん」と呼んでいる。

原作では幼いころに智明と「お医者さんごっこ」をしたときに下着の中を見られた。

そのことに対して彼は「性欲が強い」という不信感を持っており「私は今でもそのことを根に持っているのかも」と由香里に語っている。

いっぽうで(原作では)大学時代(大学は別々)には智明と付き合っていた時期がある。

しかし翠が別の男と同棲をスタートして、一方的に智明をフッたことで彼との関係は終わった。

大学卒業後は教師となり、結婚(原作では結婚歴なし。ドラマの「元夫」は原作では恋人。両親が他界して、翠が結婚の意志を失う)。仲の良い両親に憧れ、自分もそうなれると思った。

しかし突然の事故により両親を失なったことを機に、夫とも離婚。仕事も辞めた。

その後は1年の半分近くを海外で過ごす生活をするようになる。

目的は「●に場所」を探すため。

由香里が婦人会の連絡をしにいったことから仲良くなっていったのも同じ。

「智明の浮気の尻尾をつかんで慰謝料をタップリとって、離婚」という入れ知恵をするのも同じ。

しかし原作では由香里が翠の自●願望に対して誰かに相談したり、心を救おうとする様子は描かれていない。

ただ、翠が大学の卒業時に両親と共に写った写真の笑顔が、今の姿と違い、生き生きしている様子を見て「今は深い悲しみの中にいるのだろう」という由香里の心情が描かれている場面はある。

で、翠が原作と目立って違う点はつぎの2点。

彼女たちの犯罪 玉名翠 ドラマと原作で目立って違う設定

  1. 離婚歴がある(原作では結婚の一歩手前で両親が他界)
  2. 理子の計画を知っていて、自(みずか)ら参加している(原作では計画どころか理子も知らない)

①翠の離婚歴

結婚歴も離婚歴もあるのは由香里との違いをさらに際立たせるためのように見えます。

自らの意思での結婚も離婚も経験して、世界中のいろんな場所を経験している。

由香里とは正反対です。

事実、由香里は「翠が羨ましい。同じ34歳なのにこうも人生の濃度が違うなんて…」とドラマ内で語っています。

両親を失い、離婚もして、もう生きることに執着していない翠。

鳥かごの中で生きる使用人のような生活を離れて羽ばたきたい由香里。

そんな二人の対称性をさらに際立たせるため、こういう設定が必要なのかもしれません。

②理子の計画に自ら参加している

原作では計画はおろか、理子の存在すら翠は知りません。

ちなみに繭美と直接会うこともありません。

由香里の話を通じて、繭美と智明の不倫関係を知るのみです。

では時系列の整理です。

彼女たちの犯罪5話 :時系列の整理

ここまでの出来事の日付を古い順に並べて整理します。

2023年4月27日

この頃、彼女たちはこのニュースとは無縁の日常を過ごしていた。

繭美はアパレル大手会社でその手腕を発揮する日々を送っていた。

由香里は神野家の専業主婦として、決まったルーティーンを繰り返す日々。

理子は警察となり5年の交番勤務を経て、刑事課に配属となった。

2023年5月12日

由香里がはじめて翠の家を訪れ、「神野家の使用人だね」と言われショックを受ける。

繭美が部下とトラブルを起こす。

2023年5月16日

繭美が総務課への異動を打診されるも、辞職の意を伝える。その日の夜、智明が彼女を訪ねてくる。

2023年5月17日

朝、由香里が智明の昨日着けて行った臙脂色のネクタイがないことに気づく。

繭美は彼の臙脂色のネクタイの置き忘れに気づき、智明に連絡する。

理子が探偵らしき男から智明の浮気現場の写真を入手する。

2023年5月18日

繭美は職場にネクタイを届けに行くも、智明が既婚者であることを知る。

そのまま彼の妻を見るために自宅近くに行くと、由香里と鉢合わせてしまう。

繭美の持っていたネクタイを見て由香里は事情を確信。

繭美は逃げるも由香里に捕まってしまう。

そこに智明から由香里に電話があり、由香里が「えんじ色のネクタイを家で見つけた」伝える。

繭美は由香里に「浮気の慰謝料を取って主人とは離婚したい」ということを打ち明けられる。

2023年5月25日

由香里が翠を訪ねる。

昼から酒に酔う翠は由香里にこう告げる。

「海外に行くのは誰も私を知らない場所に行くため。私は死に場所を求めている」

「もし由香里が離婚して私が旅先から帰らなかったら、私の家も車も貯金もみんなあげるよ」

2023年5月26日

由香里が翠の自●願望に気づき、繭美も無理やり付き合わせるかたちで警察署を訪ねる。

警察から出てきた理子に繭美が気づく。

ここで初めて理子・繭美・由香里の3人が出会う。

2023年5月28日

理子・繭美・由香里の3人が翠の「自●願望」にどう対処すべきかをカフェで話し合う。

理子が「”彼女の欲しいもの・大事なもの”をひとつでも見つけることができたら、生きていけるんじゃないか」と告げる。

由香里が帰り際、理子に「私は主人と離婚する予定。今は繭美が…」ということを口にする。

2023年6月7日

理子が由香里・繭美・翠を集めて計画について明かす。

2023年7月2日

理子の計画が始まる。

由香里は神野家を去り、伊藤の温泉街へと向かう。

翠は海外旅行に行ったように見せかける。

繭美は普段通りに過ごす。

2023年7月9日

由香里が1週間前から失踪。警察に届けるも手掛かりなしという出来事が起こる。

所長の指示で、刑事課の上司の上原武治と共に理子が神野家に話を聞きに行く。

2023年7月10日

繭美の誘導で、智明が伊藤の温泉街に由香里に会いに向かい、食堂で由香里に会う。

この様子が監視カメラに映っているところが7月20日に警察に確認される。

その後、理子・由香里の立会いのもと、翠が由香里の服装・装飾で身を投げる。

—–

また、智明を伊藤に行かせたあと、繭美に接近する人物がいた。しかし繭美はこの人物を●害した(?)模様。

繭美が服を血だらけにしながら伊藤の温泉街の中(?)を車で走り抜けていく。

2023年7月13日

静岡県伊東市の沖合で、神野由香里のものとされる遺体が発見される。

そのニュースを繭美はマイカーの中で、由香里はホテルのスイートルームで、理子は自宅マンションで聞く…

———-

智明が遺体の確認に向かうが損傷が激しく、顔で確認できないため身に付けていた服装で由香里と判断する。

———-

理子・由香里・繭美がホテルのスイートルームで由香里・繭美・理子がシャンパンで乾杯する。

理子が告げる「私たちは共犯者。運命を共にするだけです」

———-

理子が上司の上原武治とともに、崖の現場に向かう。

2023年7月15日

由香里の葬儀が営まれる。

理子が上原とともに葬儀に訪れる。上原が智明に由香里の司法解剖について打診するが、智明はこれを断る。

また、葬儀に訪れた女性2人から、「遺影の写真がこの前、神野智明にネクタイを届けに来た妻らしき女性とは違う」という証言を得る。

2023年7月17日

理子と上原が神野家を訪れ、智明の母から由香里が翠をよく訪ねていたことを知る。

2人は玉名翠を訪ねるが留守。由香里の葬儀で「玉名」という名が芳名帳(ほうめいちょう)になかった、と上原が話す。

2023年7月18日

上原が「由香里の葬儀に、どうして彼女の母親が来なかったのか」について疑問を持つ。

唯一の友人だった翠も消息不明であり、由香里の身が「孤独すぎて謎だ」と理子に言う。

2023年7月19日

上原が三重県の由香里の母の住むアパートを訪れるも、留守。

ポストには郵便物があふれていた。

近隣住民が言うには次の通り。

  • 由香里の母は昔から男癖が悪い。今も男のところに転がり込んでるんだろう。
  • 娘も派手好きで素行が悪いタイプだった。

上原がこう漏らす「エリート医師の妻って、ある日突然できるもんなんだな」

伊藤北警察署の刑事、脇谷から連絡があり、次のことを告げられる

  • 由香里が身を投げた現場近くの食堂から、由香里らしき女性の目撃証言があった
  • 自●する前に男と一緒にいた 

2023年7月20日

脇谷・上原・理子が由香里が身を投げたとされる現場近くの食堂の監視カメラの映像を確認する。

映像は由香里が身を投げる3日前の7月10日のもの。

そこには由香里と智明が話す姿があった。

2023年7月21日

智明が任意で上原・理子から調べを受け、7月10日に飛び降り現場付近の食堂で由香里会っていた写真を見せられる。

なぜこのことを言わなかったのかを上原に質問される。

※シャンパンで乾杯したのは遺体発見当日か、遺体が司法解剖されずに火葬された後?

司法解剖とは

犯罪性のある死体またはその疑いのある死体の死因などを究明するために行われる解剖。

犯罪被害死体の全てが司法解剖されるわけではなく、交通事故など受傷状況が明確で外表検査で死因も明らかにし得る場合は解剖せず、検視のみで終わる場合が多い。

しかしいったん「解剖必要」との結論に至れば、死因や状況のいかんに関わらず解剖される運用となっており、遺族も事実上拒否できない。

引用:ウィキペディア

これを踏まえて、今回のあらすじ・ポイントを見て行きましょう。

彼女たちの犯罪 5話:あらすじ

理子からの“偽装自殺”――

由香里が自殺することにより、繭美は智明の後釜に。

そして、由香里は自由の身となる。

しかし、本当に自殺するのは死に場所を求めている翠という衝撃の提案を受けた彼女たち。

最初は由香里・繭美とも参加には到底、同意できないという態度を示していたが、由香里は翠に導かれ、そして繭美は現状に我慢ならず、やがて計画を受け入れる。

そして運命の7月3日、計画は動き出す。

7月10日、伊藤の海から死体が発見され、3人はホテルで会い、シャンパンのグラスを交わす。

彼女たちの犯罪 5話:ネタバレあり感想/考察

原作とはかなり違う展開になってきました。

特に繭美。彼女は原作の中で人を●害するという役目は一切果たしません。

ここまでの展開を見ても、繭美は原作とは設定も行動も大きく異なるというか「この人だけ別人物を物語に盛り込んだ」という感じがあります。

そしてもう1人の女性の存在。「あれ、誰?」です。

彼女たちの犯罪 5話:ネタバレあり感想/考察:ポイント① 翠には元夫がいる

「7月13日」を以って、「神野由香里」はいなくなり「玉名翠」に入れ替わりました。

翠には元夫がいて、決して関係性は悪くない様子です。

「放っていけないんです」という言葉、気になります。

彼女たちの犯罪 5話:ネタバレあり感想/考察:ポイント②万年筆

智明は飛び降り現場には行っていません。

となると、現場をあらかじめ知っていた人物が「仕掛けた」と考えるのが妥当です。

そうなると、人数は絞られてきます。

彼女たちの犯罪 5話:ネタバレあり感想/考察:ポイント③上原の勘の鋭さ

考察、というよりも上原は自分の勘に基づいてどんどん聞き込みを進めていきます。

地味なキャラながら、彼の行動はかなりこの物語の鍵を握ってくるのでその言動はよくチェックしておくと良いと思います。

彼女たちの犯罪 5話:ネタバレあり感想/考察:ポイント④火葬後のDNA鑑定

予告シーンですが、船のスクリューに何かが引っ掛かっていればDNA鑑定が…と言っているシーンがあります。

ですがDNAは熱に弱く、遺体は火葬されるとDNAは破壊されてしまうそうです。

ボートのスクリューから何かが見つかっても、「遺骨とのDNA照合」はできないということになります。

彼女たちの犯罪 5話:ネタバレあり感想/考察:繭美が●害した人物は誰?

相手は髪の短い女性のようでした。

そして、ノックの仕方。やや強めの叩き方だったのが気になります。

そして、なぜ,●害したのか。そうせざるを得なかった理由がある?

その理由があるとしたら、考えられるのはこの計画を知っていると脅されたことが考えられます。

または智明の別の不倫相手?それでケンカになり、成り行きで●害してしまった?

髪型を見る限りでは、新たな女性(南沢 奈央)ではないように見えますが…

現時点で考えられるのは2つです。

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原作は神野由香里の遺体発見のニュースという、コチラも衝撃的な内容からスタートします。

物語は3部構成。

第1部で神野由香里と神野智明、日村繭美と玉名翠の物語が、第2部では熊野理子と彼女たちの関係が、クライマックスの第3部では彼女たちの犯罪の全容が明かされていきます。

遺体の正体が誰なのかは、おおよそ予想がつきます(もしかしたらドラマと原作では違うかも)。

しかし、ある人物(脇役)の正体が「ええええええええ!!マジか!!そ、それは…(;゚Д゚)」です。

あと、この原作の時代背景を見てちょっと納得させられる感じもありますね。

小説の時代背景は昭和63年~平成元年にかけてです。

「平成」という年号が発表されたこの場面の描写があります。

ドラマは時代設定が2023年ですね。

ハードカバー版は約350ページ。ハマりますよ!

ここまで読んでいただいて、ありがとうございました!ハトポッポでした!

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