彼女たちの犯罪 6話/ネタバレ感想/考察 警察vs彼女たち

彼女たちの犯罪 6話/ネタバレ感想/考察 警察vs彼女たち

この記事は以下の内容を含みます。

各話のネタバレはありますが、結末は明かさずに考察を楽しめるようにしてあります。

  • 原作を踏まえた登場人物の深堀り
  • これまでの物語の時系列の整理
  • あらすじ
  • 感想/考察

今回の6人目となる登場人物の深堀りは、刑事の上原武治(たけはる)です。

1人目はコチラ ➡彼女たちの犯罪 1話/ネタバレ感想/考察 原作と違う展開?

2人目はコチラ ➡彼女たちの犯罪 2話/ネタバレ感想/考察 智明の臙脂(えんじ)色のネクタイ

3人目はコチラ ➡彼女たちの犯罪 3話/ネタバレ感想/考察 浮気を泳がせる理由

4人目はコチラ ➡彼女たちの犯罪 4話/ネタバレ感想/考察 席替えへの序章

5人目はコチラ ➡彼女たちの犯罪 5話/ネタバレ感想/考察 容疑者と証拠品

7人目はコチラ ➡彼女たちの犯罪 7話/ネタバレ感想/考察 彼女と彼の過去

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もくじ

彼女たちの犯罪 6話 感想/考察:登場人物⑥刑事 上原武治

(主に原作から参照)30歳で刑事課に配属。以来、刑事畑ひとすじ。

25歳のときに結婚し、中2の娘のパパでもある。

娘は反抗期真っただ中でパパと口を利かず、同じ洗濯機で下着を洗うのさえ嫌がるらしい。

また、そんな反抗期の娘はサンタクロースはいないと確信している。

理由は娘が小2の頃、上原がサンタクロースに変装したものの正体がバレたから。

中学生になったクリスマスシーズンにプレゼントは何が欲しいか、パパが娘に聞くも「何もいらない」と。

困ったパパは妻経由で娘に現金をあげるという、やや寂しい思い出がある。

その妻も夫にはあまり関心がなく、ドラマばかり見ている。

そんな上原にとって自宅はただの寝床のようなものになっている。

しかし、仕事面から見ると上原は実は優秀な刑事。

非常に鋭い勘を持っており、由香里の●殺についてのわずかな違和感を感じ、経験からくる「嗅覚」を頼りに捜査を進める。

そして、伊藤署の脇谷刑事と捜査を進めた結果、ある推論に辿り着く。

その結果、想像すらしていなかった映像を目にすることになる…

では時系列の整理です。

彼女たちの犯罪 6話 :時系列の整理

ここまでの出来事の日付を古い順に並べて整理します。

2023年4月27日

この頃、彼女たちはこのニュースとは無縁の日常を過ごしていた。

繭美はアパレル大手会社でその手腕を発揮する日々を送っていた。

由香里は神野家の専業主婦として、決まったルーティーンを繰り返す日々。

理子は警察となり5年の交番勤務を経て、刑事課に配属となった。

2023年5月12日

由香里がはじめて翠の家を訪れ、「神野家の使用人だね」と言われショックを受ける。

繭美が部下とトラブルを起こす。

2023年5月16日

繭美が総務課への異動を打診されるも、辞職の意を伝える。その日の夜、智明が彼女を訪ねてくる。

2023年5月17日

朝、由香里が智明の昨日着けて行った臙脂色のネクタイがないことに気づく。

繭美は彼の臙脂色のネクタイの置き忘れに気づき、智明に連絡する。

理子が探偵らしき男から智明の浮気現場の写真を入手する。

2023年5月18日

繭美は職場にネクタイを届けに行くも、智明が既婚者であることを知る。

そのまま彼の妻を見るために自宅近くに行くと、由香里と鉢合わせてしまう。

繭美の持っていたネクタイを見て由香里は事情を確信。

繭美は逃げるも由香里に捕まってしまう。

そこに智明から由香里に電話があり、由香里が「えんじ色のネクタイを家で見つけた」伝える。

繭美は由香里に「浮気の慰謝料を取って主人とは離婚したい」ということを打ち明けられる。

2023年5月25日

由香里が翠を訪ねる。

昼から酒に酔う翠は由香里にこう告げる。

「海外に行くのは誰も私を知らない場所に行くため。私は死に場所を求めている」

「もし由香里が離婚して私が旅先から帰らなかったら、私の家も車も貯金もみんなあげるよ」

2023年5月26日

由香里が翠の自●願望に気づき、繭美も無理やり付き合わせるかたちで警察署を訪ねる。

警察から出てきた理子に繭美が気づく。

ここで初めて理子・繭美・由香里の3人が出会う。

2023年5月28日

理子・繭美・由香里の3人が翠の「自●願望」にどう対処すべきかをカフェで話し合う。

理子が「”彼女の欲しいもの・大事なもの”をひとつでも見つけることができたら、生きていけるんじゃないか」と告げる。

由香里が帰り際、理子に「私は主人と離婚する予定。今は繭美が…」ということを口にする。

2023年6月7日

理子が由香里・繭美・翠を集めて計画について明かす。

2023年7月2日

理子の計画が始まる。

由香里は神野家を去り、伊藤の温泉街へと向かう。

翠は海外旅行に行ったように見せかける。

繭美は普段通りに過ごす。

2023年7月9日

由香里が1週間前から失踪。警察に届けるも手掛かりなしという出来事が起こる。

所長の指示で、刑事課の上司の上原武治と共に理子が神野家に話を聞きに行く。

2023年7月10日

理子の計画に従い、繭美は智明が伊藤の温泉街に由香里に会いに向かうように誘導。

智明は食堂で由香里に会う。

この様子が監視カメラに映っているところがのちに(7月20日)警察に確認される。

理子・由香里の立会いのもと、翠が由香里の服装・装飾で身を投げる。

—–

智明が伊藤に行ったあと、繭美に接近する人物がいた。

しかし繭美はこの人物を●害した(?)模様。

繭美が服を血だらけにしながら伊藤の温泉街の中(?)を車で走り抜けていく。

●体をトランクに運んだ際に、車の後部にキズがついてしまう。

2023年7月13日

静岡県伊東市の沖合で、神野由香里のものとされる遺体(実際は翠のもの)が発見される。

そのニュースを繭美はマイカーの中で、由香里はホテルのスイートルームで、理子は自宅マンションで聞く…

———-

智明が遺体の確認に向かうが損傷が激しく、顔で確認できないため身に付けていた服装で由香里と判断する。

———-

理子・由香里・繭美がホテルのスイートルームで由香里・繭美・理子がシャンパンで乾杯する。

理子が告げる「私たちは共犯者。運命を共にするだけです」

———-

理子が上司の上原武治とともに、崖の現場に向かう。

2023年7月15日

由香里の葬儀が営まれる。

理子が上原とともに葬儀に訪れる。上原が智明に由香里の司法解剖について打診するが、智明はこれを断る。

また、葬儀に訪れた女性2人から、「遺影の写真がこの前、神野智明にネクタイを届けに来た妻らしき女性とは違う」という証言を得る。

司法解剖とは

犯罪性のある死体またはその疑いのある死体の死因などを究明するために行われる解剖。

犯罪被害死体の全てが司法解剖されるわけではなく、交通事故など受傷状況が明確で外表検査で死因も明らかにし得る場合は解剖せず、検視のみで終わる場合が多い。

しかしいったん「解剖必要」との結論に至れば、死因や状況のいかんに関わらず解剖される運用となっており、遺族も事実上拒否できない。

引用:ウィキペディア

2023年7月17日

理子と上原が神野家を訪れ、智明の母から由香里が翠をよく訪ねていたことを知る。

2人は玉名翠を訪ねるが留守。由香里の葬儀で「玉名」という名が芳名帳(ほうめいちょう)になかった、と上原が話す。

2023年7月18日

上原が「由香里の葬儀に、どうして彼女の母親が来なかったのか」について疑問を持つ。

唯一の友人だった翠も消息不明であり、由香里の身が「孤独すぎて謎だ」と理子に言う。

2023年7月19日

上原が三重県の由香里の母の住むアパートを訪れるも、留守。

ポストには郵便物があふれていた。

近隣住民が言うには次の通り。

  • 由香里の母は昔から男癖が悪い。今も男のところに転がり込んでるんだろう。
  • 娘も派手好きで素行が悪いタイプだった。

上原がこう漏らす「エリート医師の妻って、ある日突然できるもんなんだな」

伊藤北警察署の刑事、脇谷から連絡があり、次のことを告げられる

  • 由香里が身を投げた現場近くの食堂から、由香里らしき女性の目撃証言があった
  • 自●する前に男と一緒にいた 

2023年7月20日

脇谷・上原・理子が由香里が身を投げたとされる現場近くの食堂の監視カメラの映像を確認する。

映像は由香里が身を投げる3日前の7月10日のもの。

そこには由香里と智明が話す姿があった。

2023年7月21日

智明が任意で上原・理子から調べを受け、7月10日に飛び降り現場付近の食堂で由香里会っていた写真を見せられる。

なぜこのことを言わなかったのかを上原に質問される。

2023年7月25日

智明が由香里の●体遺棄の容疑で逮捕される。

現場から万年筆が見つかったことが証拠とされだが、実はこれは理子が仕込んだもの。

出勤準備をしている繭美の洋服棚にビニール袋に入った血まみれの服が入っている。

2023年7月27日

由香里が28万円分の洋服などを購入。使用したのは翠のクレジットカード。

2023年7月28日

由香里が高級料理店で食事。使用したのは翠のクレジットカード。

2023年7月29日

繭美が理子に「現場に智明の万年筆を残したのは自分だ」と明かされる。

また、繭美が自分のマンションで理子に血だらけの服の処理方法を相談していると、上原が訪れる。

上原が繭美の7月10日のアリバイを聞き取る。また、彼女の車の写真を撮る。

このときに繭美は2つの嘘をつく。

①智明と会ったあとは自宅に戻った。※実際は●体をトランクに乗せたまま伊藤へ向かった

②車のトランクのキズは荷物を運んだ際にできた。※実際は遺体をトランクに乗せるときにできた

—–

上原が神野由香里の●体が別人のものではないかという考えを理子に話す

これを踏まえて、今回のあらすじ・ポイントを見て行きましょう。

彼女たちの犯罪 6話:あらすじ

智明が逮捕された。

容疑は、妻・由香里の死体遺棄。現場で見つかった「T Jinno」と刻印された万年筆から智明の指紋が検出されたのだ。

身に覚えのない智明だったが、弁護士の佐々岡から供述内容を指示される。

一方、智明が逮捕されたことをニュースで知った繭美は理子に問う。

「なんで彼が逮捕されるの? こんなの計画になかったよね」

すると理子が万年筆を現場に置いたのだと明かす。

その後、繭美のマンションで、血のついた服などをどう処分すべきか二人が話し合っていると、なんと上原が繭美のもとを訪ね、7月10日のアリバイを聞き取り、車の写真を撮る。

そんななか、由香里は翠になりすまし、高額な買い物や食事をして翠のクレジットカードを使う日々を過ごしていた。

由香里の件で違和感を覚えていた上原は、由香里の遺体が実は別人なのではないかという考えを持ち…

彼女たちの犯罪 6話:ネタバレあり感想/考察

か~なりハラハラする展開でした。

理子が弟の荷物を取りに行ったシーンは「ヤバい~!」でしたね!

あと、原作とはかなり違う展開になってきてもいます。

彼女たちの犯罪 6話:ネタバレあり感想/考察:ポイント① 智明の逮捕

理子が万年筆を現場に残したことを明かしました。

捜査の目を智明に向けるため、ということですがリスクの高いことをやっているのは確かです。

理子の言うように、自らそこまで「危ない橋を渡る」という執念にはやはり理由があります。

これは次回を見ないと見えてこないと思います。

彼女たちの犯罪 6話:ネタバレあり感想/考察:ポイント②翠のクレジットカード

既に次回の予告で遺体が由香里のものではないと判明するようですね。

警察側からすると、「じゃあ、これは誰なんだ?」という事になります。

そして、予告では翠の元夫何かを指さしてが誰かに「あれ、翠かもしれない」と言っています。

ポイントは「なぜ元夫が登場するのか」だと思います。

元夫は誰と話しているのかは、おおよそ見当がつきます。

これは原作にはない展開です。

彼女たちの犯罪 6話:ネタバレあり感想/考察:ポイント③理子の薬を用意した人物

弟が薬を用意したのなら、わざわざ謎めいた描き方はしないと思います。

あれは弟ではなさそうです。ですが現時点では推測の仕様がありません。

この人物が明らかにされるのはかなり後だと思われます。

現時点で、あの人物が誰なのか当てるのは、ほぼ不可能かと。

もし、X(旧ツイッター)で「●●だったりして」とか見事いい当ててる人がいたら、ホントは原作読んでますね、その人(笑)

いずれにしても、その人物の正体を知ると、理子が目的を達するためにはどんなことでもするという、深く強烈な執念が良く分かります。

彼女たちの犯罪 6話:ネタバレあり感想/考察:あの服は誰のもの?

理子があの服を見て動揺したり驚いたりする様子があまり伺えません。

刑事だからかもしれませんが…

あれが誰なのか、現時点では分かりません。

ただ、例の「新たな彼女(南沢奈央)」が出てこなかったことが気になりますが…

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そして放送中でも、放送後でも、原作との相違を楽しむことはおすすめです!

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原作は神野由香里の遺体発見のニュースという、コチラも衝撃的な内容からスタートします。

物語は3部構成。

第1部で神野由香里と神野智明、日村繭美と玉名翠の物語が、第2部では熊野理子と彼女たちの関係が、クライマックスの第3部では彼女たちの犯罪の全容が明かされていきます。

遺体の正体が誰なのかは、おおよそ予想がつきます(もしかしたらドラマと原作では違うかも)。

しかし、ある人物(脇役)の正体が「ええええええええ!!マジか!!そ、それは…(;゚Д゚)」です。

あと、この原作の時代背景を見てちょっと納得させられる感じもありますね。

小説の時代背景は昭和63年~平成元年にかけてです。

ドラマは時代設定が2023年ですね。

ハードカバー版は約350ページ。ハマりますよ!

ここまで読んでいただいて、ありがとうございました!ハトポッポでした!

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