ブラックポストマン3話 ネタバレ感想/考察 黒幕

ブラックポストマン ネタバレ感想考察3話

この記事は「ブラックポストマン」 3話のあらすじとネタバレ・考察です。

ご注意下さい。

ここで紹介するのは次の内容です。

  1. あらすじ
  2. 出来事の整理
  3. 3話の感想/考察
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前回のおさらいもしておくと良いと思います。

2話目はコチラ ➡ ブラックポストマン2話 ネタバレ感想/考察 暗躍する者

最初にざっくりあらすじを見て行きましょう。

もくじ

ブラックポストマン 3話 あらすじ

ポストに「おかあさんがわらわなくなりました。たすけてください」という手紙が。

そんなとき、新興住宅地で放火事件が発生。

それを眺めていた少女が「ネバーランドの悪魔様。ホントに助けてくれたんだ」とその場から去る。

現場に居合わせた力也と桃はその少女に話を聞くと、「ネバーランドの悪魔に会った」という。

しかし、それ以上のことは話そうとはしなかった。

後日、力也はその少女から話を聞くと、ネバーランドの悪魔とのノートのやり取りと、少女の母の経営するレストランのことを知る。

ブラックポストマン 3話 出来事の整理

ブラックポストマン 3話 ①佐伯市長が誰かと電話をする

「計画のほうは順調なのか?そうか。引き続き、頼む」と話していました。

敬語を使っていないので、おそらく相手は稲田。

ちなみに弾いていたピアノはフランスの作曲家、エリック・サティの「ジムノペディ 第1番」。

「ジムノペディ:Gymnopédie」と書きますが、 これはギリシャ語が由来で、”Gymnos”「裸の」と”Paedia”「子供」を表す2語をくっつけたもの。

で、稲田の詐欺行為について見て行きます。

ブラックポストマン 3話 ②稲田の不正の暴露

ドラマではサラッと説明されているだけだったので、稲田のやっていた詐欺をもう少し詳しく見てみましょう。

稲田の目的は金儲け。

「まちづくり振興会」というのはオモテの顔で、本当はただの詐欺師。

まずは、あさひのニュータウンに「起業家」を集める。

起業家は、お店を出すなどの「開業資金・運営資金」が必要。

稲田はその資金を市からの助成金や融資としてスムーズに手配できるように起業家に持ちかける。

その見返りとして、稲田は起業家たちに美容サプリを販売させる。

サプリの在庫は稲田が持っていて、起業家たちはそこからサプリを仕入れる。

サプリは3割増で販売するので、1つ売ると3割が自分の儲けになる(例えば1万円分売ると、3千円が儲けとなるということ)。

で、起業家も「サプリ販売会員」を入会させると1人●円という具合に、稲田から報酬が出る仕組みなのでしょう。

だから起業家たちは自分たちと同じ「サプリ販売会員(つまり、自分達と同じ”起業家”)」を増やそうとする。

こういう仕組みでサプリが売れたり、サプリを販売する「起業家」が増えるほど稲田の元にはお金が入り込むというワケです。

もちろんサプリなんて、ただの下剤入りのニセモノ。

安~く作って、高~く売って、けっこう儲けられるようになっているのでしょう。

こういったものの会員になる人は、このエピソードに出てきた人々のようにお金の調達に困っている人々。

波多野麻里(ほのかの母)はカフェの開業資金を、並木留美(拓人の母)は夫を失い、自然食品販売会社をつくって生活費を稼ぐ必要がありました。

そういった心理に稲田はつけこんでいたワケです。

その稲田は、市長の弱みを握っているようでした。

ブラックポストマン 3話 ③稲田は市長の弱みを握っている?

稲田の不正が暴かれた後、彼は何者かに電話をしていました。

おそらく相手は佐伯市長でしょう。

稲田はこう言っていました。

「何とかしてもらえないでしょうか…いや 助けてもらえないんだったら..全部洗いざらい話しますよ。そしたらお互いマズイことになるんじゃないでしょうか」

市長の弱みを、彼は握っていたようです。

そして、力也が「ネバーランドの悪魔」であることを知っていました。

失敗した稲田は殺害されました。

ちなみに佐伯市長が言っていた「impossible is nothing(不可能なんてモノはない)」はアメリカの伝説的ボクサー、モハメド・アリの言葉です。

ブラックポストマン 3話 ④稲田は「もう一人の悪魔」に殺害された?

そして、佐伯市長が誰かと電話をしていました。

「この度はお騒がせして申し訳ない。邪魔になりそうなやつは早めに排除しておかないと。やり方は任せますよ」

稲田を「口封じ」のために殺害依頼をしたのでしょう。

そして力也がネバーランドの悪魔だと知っていました。

ブラックポストマン 3話 ⑤桃「巻き込んだのは私のほう」

ネバーランドの悪魔として、かつての水野真を突き動かしていたものは「助けられなかった兄弟がいた」という事実を力也が語っていました。

そして桃の衝撃的な告白「巻き込んだのは私のほうです。水野真は私の兄です」

これらを踏まえて、考察してみます。

ブラックポストマン 3話 ネタバレ感想/考察

おおまかな「構図」が見えてきました。

ブラックポストマン 3話 ネタバレ感想/考察①黒幕は佐伯市長

まず、様々な物事の黒幕は佐伯市長で、彼には隠し通さねばならない物事がある。

人に知れると政治生命が失われるレベルでしょう。つまり犯罪。

そして、そのことを知っている「ヤバい人物たち」がいる。

佐伯市長は弱みを握る「ヤバい人物たち」に秘密を洩らされないように何らかの便宜を図っている。

例えば2話の梅下施設長は前科持ちの犯罪者で、本名は「池本純也」。

彼は名前も経歴も詐称し、施設長という立場を手に入れて、あとはやりたい放題でした。

詳しくはこちら➡ブラックポストマン2話 ネタバレ感想/考察 暗躍する者

3話では稲田に「まちづくり振興会」というポジションを与えて金儲けできるようにしてました。

稲田もやりたい放題だったわけです。

しかし彼らは、都合が悪い状況になると消されます。

ブラックポストマン 3話 ネタバレ感想/考察②都合が悪くなったら消す

ボロを出したり、都合の悪い展開いなりそうになったら、「もうひとりの悪魔」に佐伯市長が指示を出して「ヤバい人物」や関係者を消すという構造のようです。

1話では妹尾が死体遺棄をしたのは自分だと言った妹尾を殺害。

2話では梅下施設長と共犯行為をしていた坂上を殺害。

3話では稲田でした。

ですがこの中で一つだけ市長等とのつながりが見えない人物がいます。

1話の妹尾です。

ブラックポストマン 3話 ネタバレ感想/考察③弓坂も市長の弱みを?

妹尾には市長と繋がりを示すような場面は見られませんでした。

ですが、ここまでの展開を見ると、ある可能性も見えます。

1話の女性遺体、弓坂みどり(26)。

弓坂は複数の男性に「妊娠した」と言っては男性らから金を巻き上げる詐欺師でした。

ですが、誰になぜ殺害されたのかは未だに明らかにされていません。

分かっていることは、何者かに殺害された後、それなりの金額で依頼された妹尾が遺体を河川敷に運んだのだろうということです。

遺体を運んだのは服装から見て、どこかの室内で殺害されたからでしょう。

2話・3話からの流れで見ると、弓坂は市長の何かを知っていた可能性も考えられます。

そして「もう一人の悪魔」に葬られた…?

ブラックポストマン 3話 ネタバレ感想/考察④なぜ市長は力也を知っている?

考えられるのは「もう1人の悪魔」が力也の正体を知っているということ。

どんな繋がりかはまだ見えません。

しかし、「ネバーランドの悪魔は終わっていない」という手紙を出したのは「もう1人の悪魔」という可能性もあり得ます。

知っているからこそ、呼び戻すためにこの手紙を出すようになった。

実際、2話以降「ネバーランドの悪魔は終わっていない」という手紙が届いたような話は出てきていません。

力也が帰ってきたことを知っているからでしょう。

そして、この人物が力也を呼び戻すには目的があると考えるのが自然です。

ブラックポストマン 3話 ネタバレ感想/考察⑤もう1人の悪魔の真の目的

結論から言うと、佐伯市長の殺害です。

とはいえ、あくまで現時点での「推測」です。

この人物は佐伯市長の近くにいて、彼の悪事やそれを握り潰す策の数々を知っている。

最終的には佐伯市長を追い詰め、暗殺することが目的という可能性もあります。

それには力也の能力が必要。

だから、タイミングを見ていつか必ず力也に協力を求めるために接近して来るはずです。

仮に「もう1人の悪魔」にとって、力也が邪魔だったら1話の屋上の時に力也を殺害するか、相当な重傷を負わせるかするはずです。

でも、そうはしなかった。

力也が「ネバーランドの悪魔」と知っていて見逃すということは、その理由があるからでしょう。

で、ちょっと思い浮かぶ人物が出てきます。

ブラックポストマン 3話 ネタバレ感想/考察⑥桃が影で動いている?

ここからは「妄想」程度の話です。

ネバーランドの悪魔を語る事件が再度起こり始める前と後では、どんな変化があったか、です。

いくつか並べてみます。

  • 2年前に加納医師が開業した 
  • 1年前に桃が異動してきた 
  • 市長選が近づいてきた 
  • 力也が戻ってきた

桃は水野真ので、兄を巻き込んだ過去があるようです。

2話では坂上が殺害されましたが、彼が梅下施設長と一緒になって鹿志村文子を突き落としたことや、様々な窃盗を桃は聞いていました。

つまり坂上の罪を知っているのは力也と桃だけのはず。

坂上が殺害される理由は2つ考えられます。

①市長が暗殺させた。梅下から市長の悪事を何か聞いているかもしれないから。

②桃が何かをした。坂上を許せなかったから。

可能性は①が高そうですが、②も捨てきれません。

ちなみに桃は「子供の頃、剣道をやっていた」と。

「子供の頃」っていつごろ?

もし高校生の頃を指し、実力が全国大会上位レベルとかだと傘一本あれば相手が男でもねじ伏せられます。

学校の屋上で後ろから大人の男性を棒で殴って気絶させることも不可能ではありません。

今回の考察は以上です。

ここまでのメモ

  • もともとブラックポストマンは殺人まではしていなかった
  • 江口局長はどこまで知っているのか
  • 力也は少年時代、荒れていた
  • ピーターパンの絵本に少女を救えなかった過去がある
  • 弓坂の遺棄を妹尾(1話に登場)に依頼したのは誰なのか
  • 梅下施設長(2話に登場)は行政or警察と繋がっていた?
  • 医師の加納が絡んでいる?(2話の「話の分かる医者」)
  • 佐伯市長は何の指示役なのか

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