彼女たちの犯罪 9話 ネタバレ感想/考察 執念(しゅうねん)

彼女たちの犯罪 ネタバレ感想考察 9話

この記事は以下の内容を含みます。

各話のネタバレはありますが、結末は明かさずに考察を楽しめるようにしてあります。

  • 原作を踏まえた登場人物の深堀り
  • これまでの物語の時系列の整理
  • あらすじ
  • 感想/考察

今回の9人目となる登場人物の深堀りは、世田谷署の坂口署長です。

・1人目はコチラ➡神野由香里 

・2人目はコチラ➡日村繭美

・3人目はコチラ➡熊沢理子 

・4人目はコチラ➡神野智明

・5人目はコチラ➡玉名翠

・6人目はコチラ➡刑事 上原武治

・7人目はコチラ➡刑事 脇谷翔太 

・8人目はコチラ➡樋口有志 (翠の元夫)

見逃し配信はhulu

もくじ

彼女たちの犯罪 9話 感想/考察:登場人物 坂口署長

神野智明が逮捕された際、上原刑事を叱っていた人物が坂口署長。

年齢は50代後半で、あと数年で定年退職を迎えると周囲からは言われている。

このまま世田谷署の所長として勇退するという流れになる。

智明の父、和雄とはゴルフ仲間。

昨年、署長の妻が聖花大学付属病院で手術を受け、順調に回復しているという事情があり、神野家とは波風を立てたくない。

署長がひどく怒っていた理由にはこういう背景がある。

原作では智明が逮捕された日に、神野和雄が怒って署長に電話をかけてきている。

また、世田谷署に配属された理子は女性として初めての刑事として配属されてきた職員でもあるため、原作では彼女の直属の上司である上原に「面倒を見てやってくれ」と言葉をかけている。

なぜ、ここで署長が取り上げたのか…

興味のある方は➡コチラ

ドラマではこれ以上の登場はないかもしれません。

彼女たちの犯罪 9話 時系列の整理

ここまでの出来事の日付を古い順に並べて整理します。

2023年4月27日

彼女たちは犯罪とは無縁の日常を過ごしていた。

繭美はアパレル大手会社でその手腕を発揮する日々。

由香里は神野家の専業主婦として、決まったルーティーンを繰り返す日々。

理子は警察となり5年の交番勤務を経て、刑事課に配属された。

2023年5月12日

由香里がはじめて翠の家を訪れ、「神野家の使用人だね」と言われショックを受ける。

繭美が部下とトラブルを起こす。

2023年5月16日

繭美が総務課への異動を打診されるも、辞職の意を伝える。その日の夜、智明が彼女の部屋を訪ねてくる。

2023年5月17日

朝、由香里が智明の臙脂(えんじ)色のネクタイがないことに気づく。

繭美は彼の臙脂色のネクタイの置き忘れに気づき、智明に連絡。

理子が探偵から智明の浮気現場の写真を入手する。

2023年5月18日

繭美は職場にネクタイを届けに行くも、智明が既婚者であることを知る。

そのまま彼の妻を見るために自宅近くに行くと、由香里と鉢合わせる。

由香里は繭美の持っていたネクタイを見て夫と繭美の浮気を確信。

繭美は由香里に捕まってしまう。

そこに智明から由香里に電話があり、由香里が「えんじ色のネクタイを家で見つけた」と伝える。

繭美は由香里に「浮気の慰謝料を取って主人とは離婚したい」ということを打ち明けられる。

2023年5月25日

由香里が翠を訪ね、こう言われる。

「海外に行くのは誰も私を知らない場所に行くため。私は死に場所を求めている」

「もし由香里が離婚して私が旅先から帰らなかったら、私の家も車も貯金もみんなあげるよ」

2023年5月26日

由香里が翠の自●願望に気づき、繭美も無理やり付き合わせるかたちで警察署を訪ねる。

警察から出てきた理子に繭美が気づく。

ここで初めて理子・繭美・由香里の3人が出会う。

2023年5月28日

理子・繭美・由香里の3人が翠の「自●願望」の対処法を話し合う。

帰り際、由香里が理子に「私は主人と離婚する予定。今は繭美が…」ということを口にする。

2023年6月7日

理子が由香里・繭美・翠を集めて計画について明かす。

2023年7月2日

理子の計画が始まる。

由香里は神野家を去り、伊藤の温泉街へ。

翠は海外旅行に行ったように見せかける。

繭美は普段通りに過ごす。

2023年7月9日

由香里が帰宅せず、神野家が警察に届ける。

所長の指示で、刑事課の上司の上原武治と共に理子が神野家に話を聞きに行く。

2023年7月10日

理子の計画に従い、繭美は智明が伊藤の温泉街に由香里に会いに向かうように誘導。

智明は伊藤の食堂で由香里に会う。

このときの様子が監視カメラに映っているところがのちに(7月20日)警察に確認される。

智明が伊藤に向かった直後、遠藤ユカリに話を聞かれていることを知り、脅される。

争いの末、繭美は押し倒したはずみに遠藤ユカリに意識不明の重傷を負わせる。

そのまま伊藤にユカリを運び、身を投げるはずだった翠の代わりにユカリを投げる。

2023年7月11日

由香里が東京と港区のホテルに滞在し始める。

翠のクレジットカードを使用しており、使用歴が後に警察に知られる。

2023年7月13日

静岡県伊東市の沖合で、神野由香里のものとされる遺体が発見される。

ニュースを繭美はマイカーの中で、由香里はホテルのスイートルームで、理子は自宅マンションで聞く…

身を投げなかった翠は理子のもとで暮らし、大輔の世話もしている。

———-

智明が遺体の確認に向かうが損傷が激しく、顔で確認できないため身に付けていた服装で由香里と判断する。

————

理子が上司の上原武治とともに、崖の現場に向かう。

2023年7月14日

理子・由香里・繭美がキャクストンホテルのスイートルームで由香里・繭美・理子がシャンパンで乾杯する。

理子が告げる「私たちは共犯者。運命を共にするだけです」

彼女たちはこの時に食器の数を「3人分」頼んでいる。

この「3人分」という事実を警察がのちにつかみ、防犯カメラで由香里・繭美・理子を確認する。

2023年7月15日

由香里の葬儀が営まれる。

理子が上原とともに葬儀に訪れる。上原が智明に由香里の司法解剖について打診するが、智明はこれを断る。

また、葬儀に訪れた女性2人から、「遺影の写真がこの前、神野智明にネクタイを届けに来た妻らしき女性とは違う」という証言を得る。

司法解剖とは

犯罪性のある死体またはその疑いのある死体の死因などを究明するために行われる解剖。

犯罪被害死体の全てが司法解剖されるわけではなく、交通事故など受傷状況が明確で外表検査で死因も明らかにし得る場合は解剖せず、検視のみで終わる場合が多い。

しかしいったん「解剖必要」との結論に至れば、死因や状況のいかんに関わらず解剖される運用となっており、遺族も事実上拒否できない。

引用:ウィキペディア

2023年7月17日

理子と上原が神野家を訪れ、智明の母から由香里が翠をよく訪ねていたことを知る。

2人は玉名翠を訪ねるが留守。由香里の葬儀で「玉名」という名が芳名帳(ほうめいちょう)になかった、と上原が話す。

2023年7月18日

上原が「由香里の葬儀に、どうして彼女の母親が来なかったのか」について疑問を持つ。

唯一の友人だった翠も消息不明であり、由香里の身が「孤独すぎて謎だ」と理子に言う。

2023年7月19日

上原が三重県の由香里の母の住むアパートを訪れるも、留守。

ポストには郵便物があふれていた。

近隣住民が言うには次の通り。

  • 由香里の母は昔から男癖が悪い。今も男のところに転がり込んでるんだろう。
  • 娘も派手好きで素行が悪いタイプだった。

上原がこう漏らす「エリート医師の妻って、ある日突然できるもんなんだな」

伊藤北警察署の刑事、脇谷から連絡があり、次のことを告げられる

  • 由香里が身を投げた現場近くの食堂から、由香里らしき女性の目撃証言があった
  • 自●する前に男と一緒にいた 

2023年7月20日

脇谷・上原・理子が由香里が身を投げたとされる現場近くの食堂の監視カメラの映像を確認する。

映像は由香里が身を投げる3日前の7月10日のもの。

そこには由香里と智明が話す姿があった。

2023年7月21日

智明が任意で上原・理子から調べを受け、7月10日に飛び降り現場付近の食堂で由香里会っていた写真を見せられる。

2023年7月25日

智明が由香里の●体遺棄の容疑で逮捕される。

現場から万年筆が見つかったことが証拠とされだが、実はこれは理子が仕込んだもの。

出勤準備をしている繭美の洋服棚にビニール袋に入った血まみれの服が入っている。

2023年7月27日

由香里が28万円分の洋服などを購入。使用したのは翠のクレジットカード。

2023年7月28日

由香里が高級料理店で食事。使用したのは翠のクレジットカード。

2023年7月29日

繭美が理子に「現場に智明の万年筆を残したのは自分だ」と明かされる。

また、繭美が自分のマンションで理子に血だらけの服の処理方法を相談していると、上原が訪れる。

上原が繭美の7月10日のアリバイを聞き、彼女の車の写真を撮る。

このときに繭美は2つの嘘をつく。

①智明と会ったあとは自宅に戻った。※実際は●体をトランクに乗せたまま伊藤へ向かった

②車のトランクのキズは荷物を運んだ際にできた。※実際は遺体をトランクに乗せるときにできた

—–

上原が神野由香里の●体が別人のものではないかという考えを理子に話す

2023年8月13日

伊藤北警察署が遺体は神野由香里のものではないとし、一連の出来事を「女性殺人並びに死体遺棄事件」として捜査本部を設置。

伊藤北署が主につかんでいる情報は次の通り

  • 発生日:7月10日前後 
  • 発覚日:7月13日 
  • 遺体は由香里でも翠でもない 
  • 7月10日以降、翠が消息不明 
  • 7月11日から港区のキャクストンホテルのスイートルームに翠名義の何者かが宿泊していた
  • 7月13日以降、翠のクレジットカードが複数使用され、バリ行きの航空券の予約をしていたが、現れなかった
  • 7月14日キャクストンホテルのスイートルームで由香里・繭美・理子が会った可能性
  • 由香里と翠が殺人事件の共犯である可能性もあると考えている。

これを踏まえて、今回のあらすじ・ポイントを見て行きましょう。

彼女たちの犯罪 9話あらすじ

放送後に追記します

彼女たちの犯罪 9話 ネタバレあり感想/考察

アイ(由香里)の正体が衝撃的すぎましたね。

「もっと言うと、私を捨てた母親が悪いんです」

この言葉に思わず頷いてしまった人も多かったのではないでしょうか。

そして、大輔君と自分を重ねる姿が切なすぎました。

彼女たちの犯罪 9話ネタバレあり感想/考察①由香里が神野家に全てを明かす

予告編には神野家に向かうことが書いてありました。

おそらく、警察に行く前にすべてを明かしに行くのでしょう。

そして指名手配もされるようです。

智明の反応は冷ややかなものだと思われますが、おそらく素子(智明の母)は暖かいリアクションを取るんじゃないかな~という気はします。

何だかんだで由香里をいちばん可愛がっていたのはこの人なので。

だから指名手配をされても、素子が少しだけ間を置いてくれるような気もします。

というか、そうでもしてくれないとこのドラマは最後が切なすぎます。

彼女たちの犯罪 9話ネタバレあり感想/考察②上原は繭美に何を頼んだ?

繭美が理子の居場所を知っていると考えたのでしょう。

上原が繭美に頭を下げていたのは、繭美のマンションの前でした。

そして理子が関与していると知った以上、彼女の身柄を確保せねばならない立場となります。

癌でかなりマズいことは、直接は聞いていなくても、上原も勘づいているはず。

うまくいくようにするから、理子を病院に届けて大輔君に安全に会えるようにしてやりたいという上原の部下に対する愛情を見せる気がします。

しかし結論としては、すぐには病院には行かないようですね。

予告編を見る限りでは…

彼女たちの犯罪 9話ネタバレあり感想/考察③翠も警察に大筋を明かす?

予告編で上原に同行を求められていました。

理子と繭美の間ではいろいろと画策していましたが翠はその辺を知る由もありません。

また、由香里(アイ)が翠のクレジットカードを使ったことは翠が自ら依頼したことだと証明したい気持ちもあるでしょう。

また、由香里・翠のそれぞれの証言内容が一致すれば、警察側も証言内容を受け入れるしかないかも。信用する、しないは別として…。

そして、最後の最後に智明は衝撃の事実を知らされることになるようですね。

彼女たちの犯罪 9話ネタバレあり感想/考察④智明が大輔を知る

智明が理子に怒りをぶつけ、首を絞めるような姿まで描かれていました。

あの場面、何で理子・繭美・由香里に加えて智明がいるのか。

繭美が智明に真実を突きつけるために、彼を呼び出したのかなと思います。

いっぽうの理子は大輔君の存在を、智明に知られたくないでしょう。

というか、智明が大輔の存在を知る価値すらないと考えているはず。

理子の顔を見るや飛び掛かる智明に、繭美が真実を明かすのではないでしょうか。

若かりし頃に良かれと思ってセッティングした場面が、こんな無惨な結末になった責任の一端は自分にあると感じていても、おかしくはないでしょう。

だから繭美は智明に「あなたの罪は消えない」と言い放ったのではないかな、と。

智明は放心状態に陥(おちい)る気がします。

いずれにしてもこの物語の「渦」の中心は、智明の「蛮行」にあることは間違いありません。

最後にその悪行への天罰の一端が、「真実を知る」というかたちで智明に降りかかる様子が描かれるはずです。

でないと、視聴者は納得しないですよね?

彼女たちの犯罪 9話ネタバレあり感想/考察⑤理子が最期を迎える

最後は、理子がついに最期を迎える。

大輔君のことは翠に託すのではないか…と思います。

4人の中で、最も罪状的に軽度になる可能性があり、有罪になっても執行猶予がつきそうな気もするので。

元教師で、お金にも困ってない。

自●願望さえなければうってつけの条件ですが、現在の状況で託せるのは翠しかいないと思います。

智明のようなサイアク男には触らせたくもないはず。

彼女たちの犯罪 9話ネタバレあり感想/考察⑥繭美と由香里は…

繭美と由香里ですが…9話のラスト「絶望への幕開け」という言葉が気にかかります。

もう一つ気になるのがこのドラマの「クランクアップ(撮影終了)」のシーンの記事。

最後の撮影となったのは、大学時代の2人(理子と繭美)が帰り道を歩くシーン。

引用:https://mdpr.jp/drama/detail/3926254

大学時代の2人というのは繭美も理子も、チア部で輝いていた時代。

人生の中でも夢のような青春時代とも言える頃かもしれません。

そんな2人の回想シーンがあるということは、繭美も、もしかして…

そして由香里。(クランクアップの写真は、8話で由香里が繭美のマンション駐車場に現れるシーンだったようです)

神野家を訪ね、智明が真実を知る姿を見たたあとは、自首するのではないかな、と。

「由香里さんがいちばん楽になる方法を選んでいいと思う」

翠の言葉を思い出して、彼女は110番をダイヤルしようとしました。

自ら警察に出頭するのが由香里にとって自然な気がします。

【ドラマ】彼女たちの犯罪  配信・再放送

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原作は神野由香里の遺体発見のニュースという、コチラも衝撃的な内容からスタートします。

物語は3部構成。

第1部で神野由香里と神野智明、日村繭美と玉名翠の物語が、第2部では熊野理子と彼女たちの関係が、クライマックスの第3部では彼女たちの犯罪の全容が明かされていきます。

遺体の正体が誰なのかは、おおよそ予想がつきます(もしかしたらドラマと原作では違うかも)。

しかし、ある人物(脇役)の正体が「ええええええええ!!マジか!!そ、それは…(;゚Д゚)」です。

あと、この原作の時代背景を見てちょっと納得させられる感じもありますね。

小説の時代背景は昭和63年~平成元年にかけてです。

ドラマは時代設定が2023年ですね。

ハードカバー版は約350ページ。ハマりますよ!

ここまで読んでいただいて、ありがとうございました!ハトポッポでした!

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