【機動戦士ガンダム 水星の魔女】が10月よりスタート!原作はあるの?あらすじはどんな内容?

水星の魔女

10月から放送が開始されるTVアニメ、ガンダムシリーズ最新作【機動戦士ガンダム 水星の魔女】。

ガンダムのアニメ作品は劇場作品として2021年公開の「閃光のハサウェイ」や2022年公開の「ククルスドアンの島」などの映画作品が次々と公開されています。

そして「水星の魔女」は「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」以来、7年ぶりのアニメシリーズとります。令和になって最初のガンダムですね。

今回は期待の高まるこの作品にスポットを当ててみたいと思います!

ガンダムチャンネルより
もくじ

ガンダム水星の魔女の原作はあるの?ガンダムシリーズとしての時系列はどこ?

この作品のマンガ・小説といった原作はありません。

ということで、単品として楽しむことができます!時代も「A.S.(アド・ステラ)」という新しい元号が使用されています。

別の作品を見てなくても楽しめるガンダムということで、ガンダムを見たことのないファンも十分に楽しめます!

プロデューサーの小形尚弘氏は2022年6月の会見で

「宇宙世紀のシリーズではなく、新しいガンダムとして展開していく。7年ぶりのテレビアニメということもあり、新しいファンが増えることも意識しながら作っていく」

と語りました。「宇宙世紀」を舞台としたガンダムシリーズの時系列とは別の物語ですね。

「ガンダム水星の魔女」のあらすじ

A.S.122。(アド・ステラ 122年) 

数多の企業が宇宙へ進出し、巨大な経済圏を構築する時代。

MS(モビルスーツ)産業最大手「ベネリットグループ」が運営する「アスティカシア高等専門学園」に、辺境の地・水星から一人の少女が編入してきた。

名は、スレッタ・マーキュリー。無垢なる胸に鮮紅の光をともし、少女は一歩ずつ、新たな世界を歩んでいく。

(公式HPより)

※「モビルスーツ」とはガンダムなどの人型兵器のこと。略してMS(Mobile Suits)とも。

プロローグでは「宇宙環境で生じる身体機能障害の補助を目的とした医療技術」である技術が軍事兵器であるモビルスーツに転用されることに様々な議論が起こる場面が描かれています。

この技術は人口の手足である「義肢」であったり、胴体に組み込まれる人工の内臓のような技術で、サイボーグ技術みたいなものに見えます。

テレビ放送でのプロローグのエンディングではサイボーグ技術らしき人工心臓などが見えます。

音楽が重い雰囲気で、今後のシリアスな物語を予想させます。

ニュースの場面
ガンダムチャンネルより 
※日本語訳つけました

プロローグから見え隠れする「水星の魔女」の世界観は「地球に住む人々」と「宇宙に住む人々(おそらくスペースコロニーとかに住んでいる)」がいて、両者には緊張状態がある様子です。

冒頭の場面ではニュースが「政治家に何を議論してほしいか?」という質問への回答を、地球・宇宙の人々に分けて示すシーンがあります。

地球の人々には一番に「貧困の減少」がありますが、宇宙側は「防衛/安全保障」と、軍事的な安全面について不安を感じている気配があります。

さらにニュースキャスターは「今回のことは地球側に軍拡の口実を与え、両者の緊張を加速させる可能性もあり…」と話します。※軍拡:軍備を拡張すること

最初から難しい言葉が並びますが、平たく言うと

・地球に住む人々と、宇宙に住む人々がいる

・両者の間には緊張状態がある

・地球側が医療技術を軍事技術に転用し、緊張感がさらに高まっている

ということのようです。

水星の魔女に登場するモビルスーツの機体はどんなものか?

下の2つは、9月放送のプロローグに登場しました。水星の魔女に登場するモビルスーツは足に特徴があります。

太ももの部分が太く、足首が細めの女性の体形のようなスタイリッシュな印象です。

下のガンダムは向かって左から順に「ガンダム・バルバトス(鉄血のオルフェンズ)」「ガンダム・エクシア(ガンダムダブルオー)」そして元祖「ガンダム」

「水星の魔女」のガンダムとは足首の太さの印象が異なります。

引用:https://www.gundam.info/

水星の魔女の主役はどんな人物?

女性パイロットは過去に多数登場しましたが、女性の主人公はガンダムTVシリーズでは初です。

「内向的な性格…」とありますが、ガンダムシリーズの主人公はみんな育った環境や性格に何らかの問題を抱えています。

例えば、元祖ガンダムのパイロット「アムロ・レイ」は複雑な家庭環境で育ち、両親の愛情に飢えています。

「鉄血のオルフェンズ」の主人公「三日月・オーガス」は孤児で親がいないうえ、教育を受けておらず文字の読み書きができません。

アムロ 三日月
左:アムロ・レイ  右:三日月・オーガス 
引用:https://www.gundam.info/

一方で、彼らはパイロットとしては天才的な才能を発揮し、戦士として信じがたい成長を遂げていきます。

こうした「精神的に問題は抱えているけど、モビルスーツのパイロットとしては天才的な腕前」というのがガンダムの主人公たちの共通点です。

プロローグでは4歳の頃の主人公が描かれています。

4歳なのにガンダムを起動させ、敵のモビルスーツ3機を撃墜するという、まさに魔女のようなズバ抜けた才能を見せます。

まとめ

ということでまとめると、「機動戦士ガンダム水星の魔女」は…

・マンガ・小説といった原作はない

・他のガンダム作品とはつながりがないので単品で楽しめる

・サイボーグ技術のような医療技術がモビルスーツに転用されている

・地球居住者と宇宙居住者の間には緊張感がある

・ガンダムの機体がスタイリッシュ

・主人公はパイロットとしてズバ抜けた能力があるが、コミュニケーション能力が乏しい。でもガンダムの主人公はそういうもの。

ということで、ガンダムを見たことのない人でも十分に楽しめることが期待できそうです!

僕は昔からのガンダムファンですが、「水星の魔女」のTV放送のプロローグを見る限り、画像が美しく、劇場版レベルという印象を受けました。

また、戦闘シーンなどの描き方も他のガンダム作品の「良いとこ取り」をしている感じで新しいファンも、オールドファンも惹き込まれる内容だと思います!

ハトポッポでした!それでは良い1日を!

水星の魔女公式サイトはコチラ

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