フィギュアスケートの吉田陽菜選手が海外での試合時に英語のインタビューを通訳なしで答えていたのが話題です。
吉田陽菜選手は世界ジュニアグランプリで複数回の優勝を誇る実力者としても、ニュースに登場するようになった選手でもあります。
話題になっているインタビューがどんなものだったのか、実際に動画と英語の内容を日本語訳つきでピックアップします。
そしてどうやってその英語力を身につけたのか?にも迫ります。
吉田陽菜:帰国子女並みの英語インタビュー動画と全文(日本語訳アリ)
インタビューは2022年の世界ジュニアグランプリ、エンヤ大会(イタリア)で優勝した際に行われました。
リポーター:Here in Egna Italy in the final day of competition in the Junior Grand Prix series with the Women’s Champion Hannah Yoshida of Japan now you’ve won two events in Courchevel and here which competition was more difficult ?
イタリアのエンヤにて開催のジュニアグランプリ競技の最終日、日本の吉田陽菜選手に伺います。コーシャベル(フランス)とここの2つの試合で勝利したわけですが、どの試合が難しかったですか?
吉田陽菜:Um here in Egna and yeah it was so difficult and I was like 10 times nervous today but I’m so happy that I was able to win twice.
エンヤはすごく難しくて今日は10倍緊張しましたが2回勝てることができてとてもうれしいです。
リポーター:Well it was a difficult performance uh not by you but but many of these skaters here in this event lots of mistakes but you focus just on yourself and you didn’t know what was happening around you did you.
吉田選手だけでなくてパフォーマンスを出すことは困難だったと思います。今回の試合は多くの選手がミスをしていましたが、あなたは自分のことに集中していましたね。
周りで起こっていることが分からないほどだったのではないですか?
吉田陽菜:Yeah I was concentrating just on myself and just doing what I can so I I’m so happy I was I wasn’t perfect but I’m satisfied
そうですね、自分のことに集中して、自分のやれることをやれてうれしいです。パーフェクトじゃなかったけど、満足はしてます。
リポーター:Well pretty close to perfect that triple Axel is just so beautiful right off the top of the program. Will there be any changes in your program from now until the Grand Prix final?
プログラムの冒頭でのトリプルアクセルはかなりパーフェクトに近かったですね。今からグランプリファイナルにかけてプログラムの中に変更などする予定はありますか?
吉田陽菜:Um I want to try to put two triple axles in the free program.
フリープログラムで2つのトリプルアクセルを入れてみたいです。
リポーター:I see okay, well that’s going to be brilliant of course. What a wonderful skater a beautiful competitor strong competitor and it’s going to be very exciting in the Junior Grand Prix Final in Torino. So congratulations on two gold medals, we’ll see you in Torino. The champion here in the women’s Yashida of Japan.
なるほど、素晴らしいことになりそうですね。素晴らしいスケーターで、美しい選手でもあります。トリノでのジュニアグランプリはエキサイティングになりそうです。2つの金メダル、おめでとうございます。トリノで会いましょう。女子の試合よりチャンピオン、日本の吉田選手でした。
リラックスした様子でインタビューに答える姿が印象的です!
ちなみに吉田陽菜選手は日本人で、帰国子女ではないとのこと。
その英語力は幼少期に養われたそうです。
吉田陽菜:帰国子女並みの英語はどこで身につけた?
吉田陽菜選手は5歳の時から7年間程度、インターナショナルスクールに通っていた経験から英語を身に着けたと本人が語っています。
中学校は「名古屋市立猪高中学校」という市立学校とのことなので、小学校時代をインターナショナルスクールで過ごしたと思われます。
ここから近くて小学生が通えるインターナショナルスクールを見てみると「愛知インターナショナルスクール」。
もしかしたら、この学校に通っていたのかもしれません。
インターナショナルスクールでは授業が英語で行われることに加え、様々な国籍の生徒や教員がいます。
そういった環境での生活の中で、自然に国際的な感覚も身に着けていったものだと思われます。
吉田陽菜の他にインターナショナルスクールに通ったフィギュアスケート選手はいる?
アイスダンスで高橋大輔選手と組んで「かなだい」で知られる村元哉中選手が英語の習得をするために、高校まで国内のインターナショナルスクールに通っています。
この学校はかなり学業に厳しく、幼稚園や小学生でも留年があるのだとか。
#かなだい から金メダルショットが届きました👏👏👏
— PUMA JAPAN (@PUMA_JPN) December 26, 2022
本当に優勝おめでとうございます🎉
2人が着用しているコラボモデルはこちら!🔗https://t.co/tu6mkY0ieg#村元哉中 #高橋大輔#アイスダンス#全日本フィギュアスケート選手権大会#K7D1 pic.twitter.com/YRccotIhsB
毎日、練習場からの帰宅は深夜0時過ぎ。それから宿題をすると、平均睡眠時間は3時間4時間という過酷なものだったそうです。
華やかなニュースばかりが注目されますが、練習に加えて語学学習までこなす国際アスリートってあらゆる面で努力家なんですね。
吉田陽菜:帰国子女並みの英語インタビュー全文!まとめ
吉田陽菜選手の英語能力やインタビュー全文についてでした。
吉田陽菜選手は以前から「次世代エース」との呼び声がく、23-24シーズンにおいても国民体育大会、全国高等学校スケート競技選手権大会、ISUグランプリシリーズで優勝しています。
今後も世界を舞台に活躍する姿が楽しみです!
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