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この【ドラマ 私の死体を探してください ネタバレ感想考察】は以下の内容を含みます。
- 冒頭あらすじ
- 原作小説との違い
- 考察、感想
- 小説「私の死体を探してください」について
各話のネタバレはありますが、結末は明かさずに考察を楽しめるようにしてあります。
以下のリンクをタップすると、それぞれのタイトルの最初の箇所に行きます。
ドラマ 私の死体を探してください 1話 冒頭あらすじ
私にとって最大の謎は、人間の感情です。自分自身の感情すら、分からないことだらけです。
人気ミステリー作家、森岡麻美が自らのブログのカメラの前で語り始める。
その声が聞こえる中、森林麻美の夫、三島正孝が麻美のアシスタントである池上沙織と車の中で行為に及んでいるシーンが流れる。
森岡麻美は続ける。
だからこそ、小説を書くことで私はそれを掴もうと あがいてきました。
ですが、ある事情から私はこれ以上物語を紡ぐことができなくなってしまいました。
書けない 自分は死んだも同然なのです。
そこで読者の皆様に最後の謎をお送りしようと思います。
ミステリー作家、森林麻美から皆さんに捧げる 最後のミステリーです。
私の死体を探してください。
ブログには作成日時「令和6年7月30日」が打ち込まれる…
ドラマ 私の死体を探してください 1話 考察
気になるポイントをいくつか挙げてみようと思います。
- 「幼少期に感情のスイッチを切らざるを得ない日常」とは
- 「ある事情から小説を書くことができなくなった」の「ある事情」とは
- 森林麻美の夫、三島正孝が「2日前、自宅でケンカをした」理由
- メッセージを残しておきたい人物は他に誰なのか
- 非通知で三島正孝に電話をかけてきたのは誰?
- 1話の最後で池上沙織に電話をかけてきた人物は誰?
- 森林麻美がブログを残した理由
- 7月30日という日付は何か意味が込められているのか
- タイトルに出てくる血だらけの手は誰?
- 森林麻美の死体はどこにあるのか
考察①「幼少期に感情のスイッチを切らざるを得ない日常」とは
ドラマの中でも語られていますが、森林麻美は施設で育ち、母親を知りません。
注目したいのは「何歳から、どういう背景で施設に来たのか」です。
ある事実が物語で明かされるはずです。
森林麻美がどこか感情の薄い話し方をしている理由が分かると思います。
考察②「ある事情から小説を書くことができなくなった」の「ある事情」とは
原作では最初からハッキリと述べられていますが、ドラマではその理由と自殺というつながりを避けるたえに伏せられているのかもしれません。
考察③森林麻美の夫、三島正孝が「2日前、自宅でケンカをした」理由
ここちょっと覚えておくと面白いと思います。
後半の物語で回収されます(回収されるハズ…)。
考察④メッセージを残しておきたい人物は他に誰なのか
これは現時点で、おおよそ予想できる人々です。
しかし、この先の物語の展開の中で「ある違和感」を覚えた人は、鋭い観察眼を持っていると思います。
考察⑤三島正孝に電話をかけてきたのは誰
これは⑥の人物が電話をかけてきた理由と関連しそうです。
予告編で「森林麻美の新作の書下ろし小説」のことが出てきていますが、これに関連しそうです。
考察⑥池上沙織に電話をかけてきた人物は誰
池上沙織は出版社の森林麻美の担当なので「新作の書下ろし小説」についての連絡で、⑤のこともこれに関連していそうです。
考察⑦森林麻美がブログを残した理由
池上沙織が「復讐」と表現していましたが、書下ろし小説の内容も衝撃的すぎるものです。
その作品の内容にも注目していくと、ブログを残した理由が明らかになっていきます。
予告編でも「俺たちは今、森林麻美の小説の世界の中に組み込まれているんだ」と言っています。
この言葉にも注目です。
「新作の書下ろし小説」は現実の世界に深い衝撃を与えることになります。
考察⑧7月30日という日付は意味が込められているのか
こめられているようです。
どこでこれが回収されるかは、後にとっておきましょう。
考察⑨タイトルに出てくる血だらけの手は誰?
意味もなくあの手をタイトルに使う、というのは考えにくい気がします。
ということは、今後あの建物で誰かが殺害される?
誰が、何の理由で…?ということが気になります。
現時点で推測できることは、あの建物に出入りする人物だということです。
と、なると意外と絞り込みは早くできそうな気がします。
考察⑩森林麻美の死体はどこにあるのか
どこなのでしょう…?
原作小説では最後の最後まで読者を混乱させてくれます。
とこどでこれ、1話を見る限りだと原作とは異なるのかな…と思わせるももも感じます。
そして、原作小説を知る方が気になったのは、ラストのほうで三島正孝が窓を眺めながら「富士山…」とつぶやいたことではないでしょうか。
「え…?」
と思った方も多いのでは?
この言葉の意味はまだ謎ですね。
ちょっと原作との違いを見てみましょう。
ドラマ 私の死体を探してください1話 原作小説との違い
大きな違いはありませんでした。
強いて言えば、投資話を持ってきた橋本良介がお義母さんよりおずっと若くてイケメンだったこと。
原作では年齢がかなり違っていますが、このあたりは特に物語には影響しなさそうです。
ただ、「クライマックスあたりで違いはありそうだ」と思わせるものは、ありました。
それはタイトルで出てくるいくつかのシーンです。
先述の血まみれの手が出てきたり、井戸が映し出されること。
原作との違いを見せるオリジナルの展開が、後半あたりで待っていそうです。
余談:「サスペンス小説のドラマ化」の最近の傾向は「クライマックスが原作と異なるオリジナルの展開」というものがあるように思います。
個人的に記憶に新しいのが「彼女たちの犯罪」(2019年の横関大による作品.2023年ドラマ化)。
原作は昭和を舞台とする完全犯罪の物語でしたが、ドラマは現代が舞台で後半の物語が全くのオリジナルでした。
原作には登場しないオリジナルの人物が登場し、まったく別の方向の結末を迎えていました。
こういう「原作とは違う展開」になる場合、キャストのコメントにそれを匂わすコメントが載っていることがあります。
ですが、「私の死体を探してください」は出演者のコメントにはそういった内容が含まれていません。
意外と原作にほぼ沿った内容なのかも…しれません。
でも先述の「富士山…」は気になります。
ドラマ 私の死体を探してください 1話 ネタバレ感想
伊藤淳史さんは昨年のドラマで「サレ夫」を演じていましたが、今度は自分が浮気する側ですね。
そんな感じですね。
原作小説の通りに物語が進むと、この動機のなかに「ある計画」も組み込まれていくストーリーが見えます。
で、原作小説についてですが、じつは「落選作品」だったことを著者本人が明かしています。
小説 私の死体を探してください について
note主催の創作大賞2023において、光文社文芸編集部賞とテレビ東京映像化賞をW受賞した星月渉氏の作品。
売れっ子作家・森林麻美がブログで自らの命を絶つことを告げ、「私の死体を探してください。」という一言を残して姿を消す。
しかし、その後もブログは更新を続け、実在の人物の真実が次々と暴露されることに。
この内容に「登場人物」らは巻き込まれ、とんでもない結末を迎える人物まで現れる…
・・・で、小説は「森林麻美のブログ」「三島正隆(麻美の夫)」「池上沙織(麻美の担当編集者)」らの3者の視点が入れ替わるかたちで展開していきます。
著者の星月氏は『モバゲータウン(現・エブリスタ)』等のwebメディアに小説を投稿し続け、現在に至るという異色の経歴の持ち主。
この作品は、実はある賞に応募したら落選した作品であることを望月氏が語っています。
その後でnoteの創作大賞を獲得したという、これまた異色の背景を持つ作品とのこと。
今回は以上です。※下にスクロールすると2話へと続きます。
ドラマ 私の死体を探してください 2話 冒頭あらすじ
池上沙織への電話は、編集長の神永進からだった。
森林麻美のブログの更新を止めろ、という催促だ。
いっぽうで三島正隆は森林麻美の失踪により動かせるカネが無くなるという事実を知る。
そして森林麻美が生前、ふと語っていた池上沙織の妊娠の兆候のことを思い出す。
そうこうするうちに、池上は森林麻美のパソコンから、新作を探しあてる。
ドラマ 私の死体を探してください 2話 考察
今回気になるポイントはこの辺ですね
- 非通知で三島正孝に電話をかけてきたのは誰?
- なぜ電話番号を知っている?
- 「こんなもの即刻、削除しろ」と書き込んできた人物は何者?
- 森林麻美は新作小説を残した理由
考察①三島正孝に電話をかけてきたのは誰?
2話の終わりのキャストの名前の中に、実は出てきています。
よく見ると同じ苗字の人物が2人います。
1人は男性、もう1人は女性の名前です。
キャスト名が出始めてわりと最初のほうなので、重要人物です。
女性のほうも、ちゃんと2話の中に登場しています。
なぜ同じ苗字なのか、がポイントです。
考察②なぜ、電話番号を知っているのか?
先ほどの名字が同じ人物と、森林麻美がどういうつながりなのかを想像すると、ちょっとだけ見えてくるかもしれません。
考察④「削除しろ」と書いた人物は何者?
「こんなもの即刻、削除しろ」と緊急性を要求しています。
ブログがアップされ、真実を告白する森林麻美を見て、さらにアップされた小説を読んで「マズい」と思った人物のようです。
小説は「白い鳥かご事件」を題材としていることがキーです。
ということはこの事件に関与する人物と想像できます。
相当マズイことになるという焦りが「即刻」という言葉から想像できます。
かなり深く、この事件に関わっているようです。
考察③森林麻美は新作小説を残した理由
編集長の神永進が言っていた「告白であり、遺書」というのがこの理由にあたると思います。
題材は15年前に起きた集団自殺の「白い鳥かご事件」。
この事件の生き残りとなった森林麻美は当時、毒を飲むフリをして全員を殺したんじゃないかという疑惑がかけられたと、彼は話していました。
「ネットでもずいぶん噂になった」と。
しかし、そのあとにこう語ってもいます。
「これは森林麻美の告白でもあり遺書なんだ」
ちょっとこの言葉に着目しながら物語を追っていくと、その目的は見えてくると思います。
ドラマ 私の死体を探してください2話 原作小説との違い
ちょっと小説とは違う展開が見られます。
この先の物語にも変化があることを匂わせるようにも見えます。
原作小説との違い①森林麻美の書下ろしが池上沙織に託された
原作では本人の名前は出さず、もっとひどくこき下ろしています。
さらにそれが物語後半に響き、結末がちょっとえげつないことになっていきます。
と、いうことは池上沙織の今後が、原作とは違う展開になる可能性もあるかもしれません。
原作小説との違い②電話をかけてきた男
この人物自体はおそらく原作小説と同じと思われますが、穴を掘っているシーンはドラマのオリジナルです。
夜中に穴を掘る、という行為から想像するのはアレです。
しかし、何を埋めているのか。
あるいは埋めているのではなく、準備をしているのかもしれません。
ドラマ 私の死体を探してください 2話 ネタバレ感想
「あなたがそんなことする人ではない」みたいな理由ではなかったのはちょっと笑えましたね。
この不倫旦那の行動を注意して追っていくと今後が面白いです。
原作では森林麻美がちょっとこのへんにブログ以外で切り込みますが、ドラマでは今のところ描かれていませんね。
ここからいろんなことが晒されていきます。楽しみです。
今回は以上です。※下にスクロールすると3話へと続きます。
ドラマ 私の死体を探してください 3話 冒頭あらすじ
放送後に追記します。
ドラマ 私の死体を探してください 3話 考察
放送後に追記します。
ドラマ 私の死体を探してください 3話 ネタバレ感想
放送後に追記します。