「観測史上最高の〇〇到来!」など急激な気候の変化が以前に比べると多いですね。
私の地元・富山県でも朝起きたら大雪で車の雪下ろしで1日が始まることがよくあります。
雪道の中での事故やそれに伴う大渋滞なども珍しいことではありません。
今回は寒波への対策・備えとして車に積んでおくものについて、経験も踏まえてまとめました。
寒波・大雪対策に車内にあると便利すぎるグッズ10選
結論から言うと次の10個のグッズがあると便利です。
- タイヤチェーン
- スノーヘルパー
- スコップ
- スノーブラシ
- 軍手や手袋
- 長靴
- 防寒着
- 寝袋
- 毛布
- ブースターケーブル
一つずつ説明します。
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寒波・大雪対策に便利すぎるグッズ10選①タイヤチェーン
スタッドレスタイヤを装着すれば状態の悪い路面も走れるようになります。
ですが、雪道での走行パワーはタイヤチェーンの方が上回ことが大きなメリットです。
チェーンは駆動輪(エンジンで動く側のタイヤ)のみに装着するのが一般的です。
前輪駆動なら前輪、後輪駆動なら後輪に装着します。
四駆(4WD)の場合は、前輪と後輪どちらが主体になっているかで変わりますが、理想は4本すべての車輪に装着することです。
ちなみにタイヤチェーンには金属のチェーンと非金属のチェーン、そして新たなタイプの布製チェーンがあります。
北欧生まれの「布タイプ」はチェーンと言うよりも、タイヤにはかせる靴下のような簡単なもの。
雪にしっかりとグリップしてスリップしにくくしてくれます。
どれがいいか?一般的なメリット・デメリットを挙げておきます。
金属製タイヤチェーン
金属製タイヤチェーン のメリット・デメリット
メリット
- 値段が安い
- 深雪での高いグリップ性能が期待できる
デメリット
- 雪の溶けた路面では切れてしまう事例も
- 掃除せずに保管しておくと、サビが発生する
- ジャッキアップなど装着時の煩雑さが伴うものもあり、初心者には手間
\コレはジャッキアップ不要!女性でも簡単に取り付け可!/
非金属製タイヤチェーン
非金属製タイヤチェーン のメリット・デメリット
メリット
- ジャッキアップ不など、タイヤへの取り付けが簡単
- 耐久性が高く、長く使える
- さびない
デメリット
- 収納時にかさばる
- 高い
布製タイヤチェーン
布製タイヤチェーン のメリット・デメリット
メリット
- 布なので小さくしまっておける
- 軽くて、女性でも簡単に取り付けやすい
- 乗り心地がいい
デメリット
- 耐久性に乏しく、使える回数が少ない
寒波・大雪対策に便利すぎるグッズ10選②スノーヘルパー
あまり耳慣れない名前という方もいらっしゃると思います。
スノーヘルパー、スタックステップ、スタックラダーなど、実は呼び方は様々。
これです。
タイヤが雪道にハマった時に、タイヤの下に敷いて使うためのものです。
人を助ける場面に遭遇することも
私は雪道にハマったことが何度かあり、これがあって本当に助かりました。
ちょっと雪にくぼみができただけで、タイヤがはまってしまうことは決して珍しくないです。
また、自分以外の車を助けたこともあります。夜中7時ごろでした。
そんなに遅い時間ではないです。
でも、冬のその時間は真っ暗。しかも雪が積もっていると「極寒」です。
周囲に住宅や建物のない農地だらけの土地で、そのまま動けなくなっていました。
もしもその人がそのまま動けなくなっていたら、かなり危険だったと思います。
こういったときに役に立つのがのがこれです。
ちなみに、ない場合はバスタオルや板、新聞紙の他、車内にあるフロアマットで代用してみてください。
また、タイヤやその周りに砂を撒くことも有効です。
集団で助ける時は、自分が仕切り役になろう!
ごく普通の、信号のある交差点でタイヤがハマって渋滞が起きているケースにも遭遇しました。
結論はこれを使って、数人でその車を押したのですが、そこまでにちょっと時間がかかりました。
最初はその車の周囲に人が集まってきたのですが、ウロウロするだけで見物するだけの状態に。
僕が声掛けをして、その場を仕切ってようやく作業が進み、解決しました。
事態を早く解決するためにも、渋滞を解消させるためにも、自分が仕切り役になっていきましょう。
寒波・大雪対策に便利すぎるグッズ10選③スコップ
車が進まなくなるのは道路だけではありません。
車を駐車場に置いといても、積もった雪がタイヤの前後を覆うため、進めなくなることは多々あります。
そういう時に欠かせません。
プラスチック製よりも、アルミ製がおススメです。
プラスチック製では硬い性質の雪に刺さらないからです。
車の動きを妨げるのは、ほとんどが硬めの重い雪です。
ガーデニング用としても使用できるくらいがちょうど良いです。
寒波・大雪対策に便利すぎるグッズ10選④スノーブラシ
スノーブラシもあまり耳慣れない名前という方もいらっしゃると思います。
これです。朝の通勤前などに威力を発揮することでしょう!

雪国の方であれば、大雪の積雪に備えてに車の中に備えている方々も多いのではないでしょうか。
車の雪を落とすときは、屋根の雪をまず落とすことがポイントです。

屋根の雪を残したまま車を走らせると、ブレーキをかけたとき等にフロントガラスにその雪が滑り落ちてくるからです。
重い雪だとワイパーも動かなくなり、目の前が見えなくなり、かなり危険です。
寒波・大雪対策に便利すぎるグッズ10選⑤軍手や手袋
車の外で雪かきが必要なときだけでなく、車の中に長時間いることを強いられる場合の防寒具としても必要です。
外での作業でを自ら守るために、水を通さない材質のものが好ましいです。
作業ができるものを選ぶことが必要です。
スキー用の手袋も、とても役立ちます。
1本ずつ指を通すタイプの物が良いです。作業しやすいからです。
ちなみに私は常備しています。
水を通さないし、温かいので実用性はバツグンです。
寒波・大雪対策に便利すぎるグッズ10選⑥長靴
これは必須。雪ってけっこう靴の中に入ったり、冷たい水がしみ込んできたりします。
作業用としても、車内で足を温かく保つものとしても必要アイテムです。
子供がいる方にはコチラも!
寒波・大雪対策に便利すぎるグッズ10選⑦防寒着
作業着とかも兼ねていると、雪かきなどのときに動きやすいです。
男女兼用のものはこういったものがあります。
上下ともそろえておくと心強いですね。
子供用にはコチラがあります。
スキーウェアですが、もしも長い時間、車内にいることが強いられた場合に威力を発揮します。
寒波・大雪対策に便利すぎるグッズ10選⑧冬山用寝袋
JAF(日本自動車連盟)の興味深い実験
JAFが長野県の菅平高原で雪の降る晩から朝にかけて行った興味深い実験データがあります。
立ち往生した場合、車の中でどれだけの間、寒さに耐えられるのかという実験です。
外気温はマイナス10~13度。
車中の温度は、最初は25度にしておき、その後暖房をストップさせます。
雪の中を一晩中、エンジンをかけたままにすると一酸化中毒が起こる危険性があるためです。
暖房をストップするので徐々に車中温度は低下していきます。
その中で、
- 対策なし
- エマージェンシーシート※緊急時に体温保持のために使う薄くて軽いアルミシート
- 冬山用寝袋
- 毛布とカイロ
という条件下でどれだけの間、車の中で過ごせるのかという内容でした。
結果は次の通りでした。
- 「対策なし」は、テスト開始から 2 時間 45 分後にギブアップ
- 「エマージェンシーシート」は、テスト開始から 5 時間 27 分後にギブアップ
- 「毛布+使い捨てカイロ」と「冬山用寝袋」は、テスト開始から8時間経過し、寒さに耐えることができ無事終了。
寒波や大雪の強い味方になる冬山用寝袋
データから見ても、立ち往生の場合の、超必須アイテムと言えますね。
一晩、車内滞在を強いられた場合、強力な威力を発揮します。
寒波・大雪対策に便利すぎるグッズ10選⑨毛布
実験結果は先述のとおり!カイロと組み合わせるとより効果を発揮します!
寒波・大雪対策に便利すぎるグッズ10選⑩ブースターケーブル
バッテリー切れは冬に起こりやすいのをご存じでしょうか?
近くに車がいたら、これで助けてもらったり、助けたりできます。
自分用にも、人のためにも両方、役立つアイテムです。
これとセットであると便利というか、必須なのが懐中電灯。
暗い中を作業する場合は絶対に必要です。スマホの明かりでは不十分です。
寒波・大雪対策に便利すぎるグッズ番外編① 1.5リットルの水を入れたペットボトル
これは窓やミラーの雪をとかすためです。
朝の出勤時、夕方の帰宅時などに必要なことが多いと思います。
3本くらいあれば、けっこう安心できます。
寒波・大雪対策に便利すぎるグッズ番外編② お湯を入れた大き目の水筒
これは出勤前に車に積んでおいて、退社時に使う感じです。
車のフロントガラスやワイパーにくっついた雪や氷を解かすのに便利です。
まとめ
以上、寒波や大雪への対策・備えとして車に積んでおくものまとめでした!
雪道でも安全運転でいきましょう!ハトポッポでした!

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