WBC中国代表メンバー注目の3選手!1人はもちろんあの選手!

WBC中国代表メンバー注目の3選手!1人はもちろんあの選手!
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WBC中国代表メンバー注目選手は誰?

今回のWBC中国代表メンバーで日本が警戒すべき選手は3人。

韓国プロ野球KTウィズ所属の投手、朱権投手(チュ・グォン=27)。

アメリカ、エンゼルス傘下アラン・チャン・カーター投手(25)。

そして今季から社会人野球の日立製作所へ入った真砂勇介外野手(28)。

この3名について見て行きましょう。

WBC中国代表メンバー注目選手①右腕・朱権投手(チュ・グォン=27)

韓国プロ野球KTウィズの投手。1995年5月31日生まれの27歳。右投げ右打ち。

中国で生まれ、母が中国人であることから前回も中国代表としてWBCへの参加経験を持ち、WBC参加はこれで2回目。

2015年に現在のKTウィズ入り。中国国籍を持つ選手は韓国プロ野球では初。

2018年までは試合数が40試合程度で防御率も5.10~8.51でしたが、2019年には71試合に登板し25ホールドで防御率2.99を記録し、頭角を現します。

2020年には77試合に登板し、リーグ最多の31ホールドで初の個人タイトルも獲得。6勝2敗で防御率は2.70。

昨季の2022年は58試合に登板し、3勝3敗、15ホールド、1セーブ、防御率3.91。

140キロ台後半の速球とチェンジアップが武器で、「針の穴を通すような制球力」が特徴。

140km後半の直球とチェンジアップのコンビネーションが武器。

球界関係者も「インハイ攻めも躊躇せず、打者に強く向かう気持ちの強さが売りの選手。ロングリリーフも可能で使い勝手がいい。この朱権には日本も気をつけなければいけない」と。

実は朱権投手は前回のWBC参加の際、韓国国内から「母国へ帰れ」などの猛烈な批判が相次いだ過去を持ちます。

「WBC出場を決心するまでいろいろ悩んだ」「6年前に傷付いたので正直怖かった」ということも語っています。

このことから今回の出場は「韓国戦には登板しない」という条件付きでの代表入りだそうです。

母国・韓国からの批判を覚悟での参加。その思いの強さがプレー全体に現れるのではないでしょうか。

日本戦に登板されると脅威となりそうです。

でもこういう背景を知ると、応援したくもなりますね!ちなみにイケメンですね!

WBC中国代表メンバー注目選手②アラン・チャン・カーター投手(25)

2022年にエンゼルスとマイナー契約を結んだ右投げ右打ち1996年12月16日生まれの25歳。英語で書くとAlan Zhang Carter。

シンガポール出身。父がアメリカ人で、母が中国人。

米ジョージア州コロンバス大学からリー大学に編入し、抑えとして活躍。

大学時代は登板42試合(10先発)で11勝3敗、防御率3.94。

190センチの長身から最速156キロの速球を繰り出す本格右腕。スライダーとスプリットを武器とする。

鹿児島で行われた九州アジアリーグ・大分との練習試合では2奪三振を含む1回無安打無失点と好投しています。

ちなみにダルビッシュ有投手の大ファンで「中学生の時、彼のハイライト映像を100回は見たよ」と。

中国代表のかんとくは日本戦でのカーターの先発起用を「たぶんね」含みを持たせた言い方をしてました。

先発しそうですね。どんなピッチングを見せてくれるか、楽しみです!

WBC中国代表メンバー注目選手③真砂(まさご)勇介外野手(28)

そしてもちろん、あの選手です!

昨年まではソフトバンクでプレー。今季から社会人野球の名門でもある日立製作所入りをしています。

右投右打ちで1994年5月4日生まれの28歳。京都府出身で父が中国籍。母も日本人と中国人のハーフ。

真砂選手はドラフト4位指名で、府立西城陽高から2013年にソフトバンクへ入団。

1軍通算成績は180試合出場で通算打率.219、3本塁打、16打点

過去の国際大会ではソフトバンク時代の2016年、メキシコで開かれたU-23(23歳以下)のワールドカップに参加。

日本代表の4番を務め、韓国戦で起死回生の同点本塁打を放つなど優勝に貢献しています。

しかも、最優秀選手(MVP)とベスナインに選出。

日本の対戦相手ながら、応援したい気持ちにもなりますね!

とにかく試合で真砂選手を見られるのが楽しみです!

それではWBCの代表になれる条件を見てみましょう。

WBC代表メンバー条件

  1. その国の国籍を持っている
  2. その国の永住資格を持っている
  3. その国で生まれている
  4. 親のどちらかが、その国の国籍を持っている
  5. 親のどちらかが、その国で生まれている
  6. その国の国籍または、パスポートの取得資格がある
  7. 過去WBC大会で、その国の出場枠に登録されたことがある

こういった条件が、WBC代表メンバー条件となっています。

それほど厳しい条件ではないようにも見えます。

WBCの目的の一つが「野球のグローバル化」。つまり野球を世界に普及させるという目的があります。

自国の代表にはなれなくても、こういった条件の下で出場チャンスを持てるようにすることで、より広く出場選手を募るというわけです。

ちなみに2017年のWBCイスラエル代表の選手ではほぼ全員がユダヤ系アメリカ人という状態でメジャー球団や傘下マイナーチームの所属選手ばかりでした。

イスラエルでは野球は人気がなく、野球場もほとんどないというのが実情とのことです。

そんなイスラエルが2017年のWBCで韓国に勝利したことで話題になりましたが、こういった背景があったわけですね。

こういうユニークな側面も、WBCの醍醐味のひとつと言えます!

いよいよ始まったWBC!全力で日本を応援しましょう!ハトポッポでした!

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