“ホスト相続しちゃいました”第2話ネタバレ感想&考察 店内の派閥とは?

“ホスト相続しちゃいました”出演の夜空流星役の宮世琉弥さんがトレンド入りしているようです。

他のキャラのトレンド入りもしてくるとドラマ自体の人気も上がっていきそうな気がします。

実際、このドラマはかなり面白いと思うので放送を重ねるごとに何らかのトレンド関係のワードも出てきそうですね!

今回は“ホスト相続しちゃいました”第2話ネタバレ感想を「店内の派閥」という観点で見て行こうと思います。

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もくじ

“ホスト相続しちゃいました”第2話ネタバレ感想&考察 あらすじ

本橋久美子は亡き叔父の意思を継ぎ、「MAJEST」のオーナーに就任した。

しかし店のナンバーワンホスト・Masatoは猛反発し「お前なめてんの?」と本橋久美子に詰め寄る。

そんなMasatoに直樹は「お前、遺言書読んだろ?」と言うが「俺は捨てろって言ったろ」と反論。

若手ホストを引き連れて店を出て行ってしまう。

一度は覚悟を決めた本橋久美子だったが、よそ者扱いされるアウェー戦の空気で気持ちが揺らぐ。

そんななか、如月が客の女性に包丁で刺されるという事件が起こる。

命に別状はなかったものの、病院に駆けつけた久美子は如月やMasatoが事件の一部始終をヘラヘラ笑いながら話している姿に言葉を失う。

事件の経緯は次の通り。

如月はその女性客に同棲する約束をしていた。しかし、別の女性と同棲を開始。

逆上したその女性客は如月を包丁で刺したのだった。しかも女性は如月に1,000万円を貢いでいた。

別の女性と同棲を始めた理由を聞かれた如月が放った言葉が久美子を絶句させる。

「姫(顧客のこと)は一人じゃないんで」

「ホスト殺人未遂事件」としてテレビなどで報道されたこの一件は世間で話題となる。

如月は被害者の立場だったがネットの声は加害者の女性に同情するものが大半で、彼には誹謗中傷の言葉が容赦なく浴びせられる。

にもかかわらず復帰した如月は早速、「復活祭」と称したイベントを行い、本橋久美子をさらに唖然とさせる。

「ネットは炎上してる。世間がどう思うか。彼は1人の女性を傷つけたのに」と如月の行いを非難する久美子。

これに反論したのが新人ホストの流星だった。

「如月は気丈にふるまってるだけで、本当は客と会う事すら怖れている。」

「裁判での証言も、ホストには常識。ビジネスとしてやっている。」

「非がないとは言わないけど、ホストだからって刺されていいワケがない…」

価値観の違いについていけず、悩む久美子。

「異世界すぎて、もう何が正しいのか分かんないです…」

そんな彼女に直樹はこう告げる。

「別に正しくなくていいんじゃない?むしろ正論ってさ、俺は暴力だと思うけどね。正しいだけで、愛がない」

そして、かつて世間を騒がせた「東横キッズ」の話に添えて、如月の悲しい過去を久美子に話すのだった。

そんな如月の背景を知った彼女は、裁判で加害者の女性、如月、そしてお店が全て救われる方法を直樹に相談するのだった…

“ホスト相続しちゃいました”2話ネタバレ感想&考察 1話までの相関図

ここでは第1話までの相関図を見てみます。

“ホスト相続しちゃいました”相関図 本橋晃司(55)  ※鈴木哲太

1話にて他界。回想シーンで登場。

主人公である本橋久美子の叔父で、ホストクラブ「MAJEST」のオーナーだった。

17歳で母と死別して天涯孤独の身となった本橋久美子の父親代わりのような人物。

遺言状に「MAJEST」を久美子に相続させるという旨の内容を残した。

遺書の内容は次のとおり。

  • ホストクラブは久美子に相続させるものとする
  • お店の運営は社長の直樹、代表のMasato、総支配人の如月を中心に頑張ってほしい
  • 久美子は困ったことがあれば、オーナーになるノウハウを吹き込んである直樹を頼ってほしい

本橋久美子は叔父の会社経営は知っていたが、遺書を読むまでそれがホストクラブとは知らなかった。

遺書にある「社長・代表・総支配人」という各スタッフ立場には実際のところ、優劣がない。

「3人の中の誰かがトップになっても必ずモメるから、オーナーは久美子になってほしい」と、第1話で直樹は久美子に語りかける。

“ホスト相続しちゃいました”相関図 本橋久美子(34) ※桜井ユキ

コピーライターを目指して広告代理店で働くが未だ夢かなわず、悶々とした思いを抱えている。

叔父の葬儀の日、直樹から遺書を渡されMAJESTの相続人に指名されていることを知る。

相続に乗り気ではない久美子に、直樹がしきりに食い下がる。

“ホスト相続しちゃいました”相関図 直樹(34) ※三浦翔平

ホストクラブ「MAJEST」のホスト兼”社長”。本橋晃司の遺書を久美子に渡した人物で、晃司からの信頼が厚い。

自身も晃司を慕っていた様子が言葉の節々から伺える。

7年前にホストになったようで、「7年前まではホストを軽蔑していた」と語っている。

久美子のサポート役。Masatoとは少し対立している様子が伺える。

“ホスト相続しちゃいました”相関図 Masato(28) ※八木勇征 (FANTASTICS from EXILE TRIBE) 

ホストクラブ「MAJEST」のホスト兼”代表”。No.1ホスト。

MAJESTのオーナーになりたがっているが、直樹に断られて突っかかっている姿が見られる。

MAJESTには3幹部と呼ばれるトップがいるが、地位は同じで「最も偉い人」がいない。

肩書はそれぞれ「社長(直樹)」、「代表(Masato)」、そして「総支配人”如月”」となっているが、その総支配人が裁判所にいるシーンから物語は始まる。

“ホスト相続しちゃいました”相関図 如月:きさらぎ(29) ※兼近大樹

ホストクラブ「MAJEST」のホスト兼”総支配人”。

第1話の冒頭では裁判所にいる姿が見られる。

“ホスト相続しちゃいました”相関図 神童ルイ(24) ※鈴木ゆうか

MAJESTで唯一の「男装ホスト」。

“ホスト相続しちゃいました”相関図 夜空流星(19) ※宮世琉弥

お店の新人ホスト。未成年のため、接客はお茶と水で行なっている。

“ホスト相続しちゃいました”相関図 GAKU(34) 笠原秀幸

昼間は会社員の副業ホスト。ホストとしては人気がない模様。語尾の「だぜ」が特徴。

“ホスト相続しちゃいました”2話の物語は久美子が別世界の価値観であるホストたちを理解することに悪戦苦闘します。

一方で、3幹部たちとの人間関係も描きながら物語は進行していきます。

「3人の中の誰かがトップになっても必ずモメる」と直樹が1話で言っていたように、直樹とMatatoの対立もうかがえます。

男装ホストの神童ルイの言葉にも聞かれますが、どうやら派閥があるようです。

“ホスト相続しちゃいました”第2話ネタバレ感想&考察 店内の派閥

2話のポイントはお店には派閥が存在していることが、さりげなく描かれている点だと思います。

大きく分けるとMasato派と本橋晃司派。

MAJESTの3幹部(直樹・Masato・如月)にもそれぞれの立ち位置が見えます。

“ホスト相続しちゃいました”2話ネタバレ感想 久美子とMasato

ドラマ冒頭でのシーンが、現状の本橋久美子の立場をよく表しています。

元オーナーの姪っ子がMAJESTに突然現れて「このクラブを相続します」と言ったところで、「誰?コイツ?」という状態。

Masatoは自らがオーナーとなりたい意志を直樹に言っていたようです。

そんな彼にとって、久美子はジャマ者以外の何者でもないでしょう。

「却下!オマエ、舐めてんの?」という声を浴びせ、直樹に対しても「(本橋晃司の遺書を)俺は捨てろって言ったろう?」と反発します。

当然のことながら、ホストクラブは「アウェー戦」ということを久美子は突きつけられたわけです。

Masatoは久美子と顔を合わすごとに「舐めてんのか・去れ」と迫ります。

挙句の果てには「ホストやったことのないやつに、オーナー任せられるか。やってみろよ、ホスト」とムチャぶりまでしてきます。

そして久美子を「オマエ」と呼び、名前で呼ぶことがありません。

あと、Masatoはお店で自らの「派閥」を率いているようです。

“ホスト相続しちゃいました”2話ネタバレ感想  Masato派と本橋晃司派

第1話で直樹は「3幹部の一人がオーナーに就任すると、モメることになる」と話していました。

第2話の冒頭でも直樹は久美子に反発するMasatoに「お前も(本橋晃司の)遺言書読んだろ?」と突っかかります。

久美子がお店を相続することを告げた直後、大半のホストがその場を去りましたが、その引き金はMasatoのひと声でした。

さらに、ホスト寮で久美子と神童ルイが対面したとき、ルイはこう言います。

「僕はいちおう、Masatoさん派だけど…」

この様子を見る限りでは、MAJESTには派閥があることが垣間見えます。

ひとつはMasato派。もうひとつは本橋晃司派。

例えば直樹は本橋晃司派でしょう。遺書に書いてあることを忠実に守ろうとする立場にあります。

その遺書をMasatoは「捨てろって言っただろ」と言い放っています。

前オーナーの遺志を無視して、自分がその地位に上がろうとしたことが垣間見えます。

如月は2つの派閥の中間に位置しそうです。

病室のシーンでは弱音を吐くも、Masatoに力づけられる様子が見られます。

一方で、如月は本橋晃司に拾われたことで居場所を得た過去を持ちます。

ネットの誹謗中傷に傷付くなか、晃司と出会った神社の一角にいたのは晃司との思い出の場所だからでしょう。

ということで如月は2つの派閥の間にいそうな雰囲気です。

ちなみに直樹とMasatoは対立しているようです。

冒頭の遺書の件や病院で久美子に言った「金の亡者のMasatoにだけは、言われてくないよね」という言葉からそのことが感じられます。

では久美子と如月は互いにどのような立ち位置にいるのか。

“ホスト相続しちゃいました”2話ネタバレ感想  久美子と如月

久美子と如月は、互いに最初の印象が良くなかったことが伺えます。

裁判で繰り返す裁判官の印象を落とす発言や態度、病室で見せるチャラい姿勢、そしてネットが炎上する中の”復活祭”…

どれを取っても久美子には信じがたい姿勢だった様子が見えます。

如月も、久美子が病室を訪れるや説教を始める態度に冷たい視線を向けていました。

神社で1人、ネットの批判に悩んでいたところを久美子が訪れても「説教ならもう結構なんで」とその場を去ろうとします。

しかし、若き日に家族を失ったところを、本橋晃司に救われたという共通の過去が2人の心をつなぎます。

久美子は裁判に対し「被告への減刑の嘆願書」というアイデアを持ち出します。

これで関係者が皆、最小限のダメージで収まるという結論に持ち込めました。

それでもネットの「如月叩き」は収まりはしませんでした。

しかしながら彼の胸には「まだ変えられる。あなたなら…」の久美子の言葉が響いていましたね。

互いに「水と油」のようになっていたこの2人は本橋晃司によってつながり、当初よりも少しだけ心を通わせるようになったと思います。

これはお店の3幹部(直樹・Masato・如月)のうち、直樹に続く2人目との心の通い合わせに成功したことも意味します。

これは今後のストーリーの方向性を決める大切な要素でしょう。

では今後の展開はどうなるのか。

“ホスト相続しちゃいました”2話ネタバレ感想&考察 今後の展開

“ホスト相続しちゃいました”2話以降 Masatoとの関係構築

久美子がオーナーとして立つには3幹部との関係構築がストーリーのカギとなります。

Masatoと久美子の関係構築が描かれ、3幹部と久美子の立ち位置がさらに明確になっていくと思います。

“ホスト相続しちゃいました”2話以降 それぞれの過去

今回、如月のワケアリな過去が描かれました。

3幹部はもちろん流星や神童ルイなどの過去もそれぞれ描かれ、物語の深みが増していくのだろうと思います。

“ホスト相続しちゃいました”2話以降 副業がバレる

これはだいぶ先の話になると思います。

会社では副業が認められていないとのことなので、しばらくは秘密にするも、何かのきっかけでバレる展開になるかな…と。

そのほうがストーリーとしては面白いとも思うので。

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