ドラマ:ノキドア(ノッキンオンロックドドア)2話 ネタバレ感想/考察

ドラマ:ノキドア(ノッキンオンロックドドア)2話 ネタバレ感想/考察
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ノキドア ネタバレ2話 感想/考察:あらすじ

3年前に不正献金疑惑で世を騒がせた元衆議院議員・南雲弘伸が、自ら開催したパーティーで、スピーチの最中に突然苦しみ出し、搬送先で死亡。

スピーチ直前に南雲が口にしたシャンパンからは毒物が検出。

しかも、会場の入口には毒物が入った小瓶と共に、古典落語『死神』の一節が記された紙が残されていた…。

この“あえて残された痕跡”を見た警視庁捜査一課の刑事・穿地決(石橋静河)の顔色は一変! すぐさま不可能(HOW)専門探偵・御殿場倒理(松村北斗)と、不可解(WHY)専門探偵・片無氷雨(西畑大吾)に連絡を入れる。

「美影がまた人を殺した」――美影とは、3人の元ゼミ仲間・糸切美影(早乙女太一)。

現在は犯罪コンサルタントとして、殺人を目論む依頼人にトリックを指南しており、その才能は桁違い。

今回もまさに完全犯罪ともいうべき、“衆人環視の毒殺”を仕組んだのである!

というのも、毒入りのシャンパングラスはほかでもない南雲自身が、給仕係のトレーからランダムに取ったもの。

しかも、会場内の飲食物からは一切、毒物が検出されなかった。

では一体、誰がいつ、どうやってグラスに毒物を混入し、南雲の手にだけ渡るように仕向けたのか…? 美影にしか作れない最高難度の謎に、奮い立つ倒理と氷雨。

そんな中、大胆な仮説を立てた倒理は、南雲と二人三脚で政界をのし上がってきた秘書・浦和敬人(丸山智己)に着目! 氷雨と共に、浦和のもとを訪ねるのだが…。

ノキドア ネタバレ2話 感想/考察/原作との違い  

ノキドア ネタバレ2話 原作との違い :登場人物の名前

さっそく、登場人物の名前を原作と違うものにしています。

「元衆議院議員・南雲弘伸」原作では外様寛三(とざまかんぞう)。

始まりからドラマのオリジナリティーを感じさせてくれます。

そして小瓶と共に、古典落語『死神』の一節が記された紙が残されていた点。

これも原作では歌の歌詞です。

ノキドアのドラマ版はこういったところに「ワクワク感」を滲(にじ)ませてくれます。

ノキドア ネタバレ2話 原作との違い :倒理と氷雨のキャラを強調

車を買いに行ってケンカした姿のままで事件現場に向かう姿が少年っぽくてかわいいですね。

今回のドラマの見どころな気がします。

ノキドア ネタバレ2話 原作との違い :糸切美影の存在感

原作では糸切御影が登場するのは少しあとのエピソードになってからで、7つ収録されている物語のうち、2つです。

ドラマでは1話のラストから登場し、その謎めいた雰囲気が大きな存在感を放っています。

今回の物語でも事件のトリックを指示したのは美影。

また、ドラマでは美影が寄席の観客席にいることろに氷雨が現れる設定ですが、原作では神田の古びた古本屋です。

あと、美影の犯罪にはメッセージが残されるのが特徴です。

このメッセージも美影が依頼者に指示しているもので彼が直接、現場に残しているものではありません。

メッセージも原作では歌の歌詞ですが、ドラマでは落語の一説ですね。

ちなみに美影の言う「チープ・トリック」とは「(cheap trick)安っぽいトリック」という意味です。

ノキドア ネタバレ2話 原作との違い :物語の展開

物語の後半、倒理が南雲議員の事務所に侵入します。

事務所を訪ねた時に、カーテン越しに窓のカギを外していました。

最初から侵入するつもりだったようです。

そして、彼が血を流して倒れているところを氷雨が発見します。

このシーンはドラマオリジナルです!「6年前の事件」を彷彿(ほうふつ)とさせる光景のようです。

こういうミステリアスな展開がドラマ版の醍醐味だと思います!

ノキドア ネタバレ2話 感想/考察:ポイント

これはノキドアの物語全体に言えることですが、推理モノが大好きでたくさん読んでないと謎解きはかなり高度な気がします。

とはいえ、やっぱり考察するのが推理モノの醍醐味!考察のポイントを挙げてみます!

ノキドア ネタバレ2話 考察ポイント①毒物の作用時間

犯行に使われた「ロミオトキシン」は作用するまで「20~30分」とドラマの中で、小坪が説明しています。

撮影された動画を見ると次のことが分かります。

  • 動画は「7時09分」から始まっている。
  • シャンパンを飲んだのが「7時10分」 
  • 苦しみだしたのが「7時15分」

作用するまでの時間が短すぎるという点があります。

逆算すると「7時15分」の20~30分前にロミオトキシンを摂取したとすると、飲んだ時間は「6時45~55分」になるはずです。

ノキドア ネタバレ2話 考察ポイント②南雲議員は内服薬を使用していた

いつも携帯していたはずですが、内服薬を飲むときに必要なものがポイントになります。

ノキドア ネタバレ2話 考察ポイント③南雲議員の傍にいつもいられる人物

ロミオトキシンを南雲議員に飲ませられる人物はかなり限られてくるはずです。

南雲が信用している人物で、パーティー前も一緒にいた人物に限られてきます。

ノキドア ネタバレ2話 考察ポイント④南雲議員がシャンパンを飲むことを分かっていた

毒は「落ちたシャンパン」から検出されています。

ちょっとこれ以上は避けます。

ひとつ言えるのは「落ちたシャンパン」を調べた警察を、犯人は欺(あざむ)いています。

これ、難しいと思います…

ノキドア ネタバレ2話 考察ポイント⑤原作オリジナルの展開

次回予告にこうあります。

「秘書の浦和が気にかけていたデスクの引き出しには「3年前に起こった“ある痛ましい事故”の資料」を見つけたという。 何を隠そう、事故の裏には南雲はもとより、時を同じくして彼への不正献金疑惑が持ち上がっていた大手建設会社の影もちらついていて…!?」

引用:公式HP

「ある痛ましい事故」とは、2話の途中の南雲議員のシーンに週刊誌の記事が一瞬出てきます(3:16あたり)。

かいつまむと、新病院の建設作業中にクレーン車が転倒し、クレーン車の運転手を含む一般人5人が犠牲になった、という事故です。

実はここに南雲議員がつながりを持っていた大手建設会社がかかわっていたのではないか、という疑惑が持ち上がっているという内容です。

さらにその詳細な資料が次の物語で明らかになりそうです。原作にはないです。

こういう原作からさらに何かがプラスされる展開が、次回の最大の見どころにもなりそうです!

ノキドア ネタバレ2話 感想/考察:みんなの感想

侵入するのは原作にはないです。血を流して倒れているのはかなりショッキングな演出ですね。

やっぱり知りたいのはそれぞれの人物の過去ですね。

どうして探偵になるもの、警察になるもの、犯罪コンサルになるものに分かれていったのか、気になりますね。

いちばん話題をかっさらうのはコレですね。

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ノキドア 原作はコチラ

原作は1話読み切りのショートストーリー形式です。

1話で35~40ページほどのボリュームなので無理なく読めます。

通勤・通学の電車やバスの中でも良いやすい量ではないでしょうか。

以下の楽天市場では文庫版と電子書籍のいずれか、ヤフーは文庫版が買えます。

ノキドア ネタバレ感想/考察 見逃し配信や再放送について

王道のTVerで見逃し配信されています!

TVerはコチラ

ここまで読んでいただいてありがとうございました!

ハトポッポでした!

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