約束16年目の真実 ネタバレ感想考察 1話 情報を整理します

ドラマ:約束/16年目の真実 1話ネタバレ考察感想

この記事は以下の内容を含みます。

  • あらすじ
  • 考察
  • みんなの感想

ネタバレを含むため、ドラマをまだご覧になってない方にはおススメできません。

ご注意ください。

インタビューによると、序盤は出演者も犯人を知らずに撮影しているとのこと。最初からかなり考察ハードル高そうです。

もくじ

約束16年目の真実 1話ネタバレ感想考察 あらすじ

渋谷中央署で優秀な警部補として活躍していた桐生葵。

出世コースを辿るはずの彼女が望野警察署へ自らの意志で異動してきた。

その目的は、16年前に父が犯人として逮捕された連続殺人事件の真相を暴くためだった。

生まれ育った地で、葵はかつての友人らとの再会を果たしていた。

約束16年目の真実 1話ネタバレ感想考察 望野町女性連続殺人事件とは

まずはこの事件についての復習です。

2008年望野町で2件の女性殺害事件が発生。

1件目は7月23日の夜。家出中だったフリーター山名えりかが●体で発見された。

●因は首をロープで絞められたことによる窒息によるもの。その口には複数のビー玉が詰められていた。

2件目はその1週間後 7月30日。高校生の不破玲(れい)の●体が発見される。

●因は首をロープで締められたことによる窒息死。その口には同じくビー玉が詰められていた。

2件は司法解剖され、検視結果から同一犯による犯行と推定される。

翌31日同じ町に住む、電気作業員で自治会長の速水康男(42) を殺害の疑いで警察に任意同行。

不破玲殺害の現場に残された凶器のロープから採取した皮膚片が速水康男のDNA型と一致したためだった。

さらに事件現場にいた被疑者を目撃した人物がいたことが決定打となった。

ほどなく、速水康男は犯行を全面自供。

速水康男は山名えりか殺害で再逮捕されたが2ヶ月後、持病の狭心症が悪化し、留置所内で●亡。

事件の経緯に矛盾や不整合 はないとされている。

…というのがこの事件ですが、「速水康男は犯人ではない」という前提に立つと、つぎの違和感があります。

  • 不破玲の●体発見の次の日に速水康男が任意同行という展開が早すぎる
  • 現場に凶器のロープが残してあること自体がわざとらしい
  • 皮膚片が速水康男のDNA型と一致したのはなぜ? 
  • 事件現場にいた速水康夫を目撃した人物は、何の目的でそう証言したのか?
  • 速水康夫を犯行自供に追い込んだものとは何なのか?
  • 速水は狭心症の悪化で●亡、というのは本当か?(●んでしまうタイミングが良すぎる)。
  • ※もっと言うと、狭心症で●ぬことはありません。「心筋梗塞(しんきんこうそく)」なら亡くなりますが…「狭心症の悪化で●亡」という言葉がお粗末すぎる。「心筋梗塞」が普通。つまり、●因が決定的に嘘くさく、素人っぽい。

狭心症とは?

心臓の周囲を取り巻く「冠動脈(かんどうみゃく)」の痙攣(けいれん)により一時的に血管が細くなり心臓の筋肉が血液不足になった状態。

動悸や胸の痛みなどの症状がある。

心筋梗塞とは?

冠動脈が詰まって血流がなくなってしまい、心臓の筋肉(心筋)に栄養と酸素が十分に届かず、心筋そのものが壊死(えし:腐ること)する状態。

狭心症と異なるところは、血管が閉塞することよって心臓そのものに血液が流れなくなり、時間とともに心筋が腐って機能しなくなること。

速水康夫のアリバイ証明ができないのは、葵が●体発見のショックで記憶を失っているから。

ここは後々、かなりキーになってきそうな気がします。

現状では何も分かりませんが、物語の展開を追いながら今後、考察していきます。

あと、葵についてのメモ的な情報もまとめます。

葵が名字を「速水➡桐生」に変更したのは2008(平成20)年8月18日。

つまり事件の次の月なので、名字の変更理由は結婚ではない。

バディの香坂慧の見せた画面に「戸籍法107条1項」とあるので「やむを得ない事由」によるもの。

家庭裁判所がやむを得ない事由があると認めたときに限り許可される、というものです。

「犯罪者の子供」となってしまった身の安全を確保するためでしょう。

おそらくその後に葵が身を寄せた親戚の名字かな、と。

幼い頃に亡くしたという母の名は「香生里(かおり)」。旧姓は分かりませんが、母の親戚かもしれません。

ちなみに葵は、有村刑事部長が手にしていた資料によると高校卒業後は大学に進学。その後、警察になったようです。

では考察です。

約束16年目の真実 1話ネタバレ考察 情報を整理

まだ分からないことだらけですが、人物を整理しながら現状で分かることを考えていきましょう。

【ドラマ】約束16年目の真実 1話ネタバレ考察

約束16年目の真実 ネタバレ考察①有村刑事部長は何かを知っている?

物語が動き始めたのは物語の後半。

有村刑事部長が香坂に「彼女を監視してほしい」と依頼してきました。香坂も葵を「警戒すべき人物」と認識しています。

この有村刑事部長は公式HPによると

16年前、望野警察署の署長として、連続殺人事件の捜査を指揮していた。
組織を守るためならば、非情な決断も厭わない。
葵が当時の事件のえん罪を訴えていることを知り、組織のため、元部下だった香坂に、監視を命じる。

約束公式HP

という人物。ここから見える雰囲気としては、有村から見ると「ホントのことが明らかになるとマズイ」というものをちょっと感じます。

で、葵と不破との再会も意味深でした。

約束16年目の真実 ネタバレ考察②不破翔は真犯人を知っている?

不破は葵に「おまえのおやじさんは犯人じゃない」と明言しました。

妹の事件を追っているはずで、学生時代にミステリーの脚本を書いていたことも含めると、推理力のある人物で信ぴょう性もあるでしょう。

葵と再会して神社の奥から叫び声がしたときも、何があったのかを知っているかのように動じませんでした。

その後、足早にその場から立ち去っています。

ちなみに、不破は昼間の時点でビー玉を手に、何かを探している姿がありました。

もうこの時点で真犯人が動くと感づいていたのかもしれません。

場合によっては犯行現場を見ていたか、犯行後の現場に遭遇していたり、犯行現場近くにいた真犯人を目撃していた。

だから夜に叫び声を聞いても動じなかったのかもしれません。

で、叫び声の先にあったのは梅崎若菜の●体。公式HPには「観光客」とありますが、事件を追っていた雰囲気があります。

約束16年目の真実 ネタバレ考察②梅崎若菜は事件を追っていた?

1話の最後に●体となっていた女性。↓の右上の人物。

物語の途中で雑貨屋さんに立ち寄り、ビー玉を探していました。そして国会議員,間宮菜緒のセキュリティ特区構想のイベントにも来ていました。

事件を追っていたことに気付いた真犯人が彼女を始末した、という気配を感じます。

物語で姿をくらました高校生「石村紗季」が途中で会った人物も、「女の人でした」と。おそらく梅崎若菜かなと。

まだ梅崎が何者なのかは分かりません。

雑貨屋さんの無口な店主が現場に現れていましたが、まだ目的は分かりません。

ところで梅崎は雑貨屋さんでビー玉があるかどうかをたずねた後、「この町にあるわけないか」とつぶやきました。

この町では事件後に「ビー玉」を嫌って商品として扱うお店がなくなってしまったような気配が見て取れます。

かつては扱っていたはずです。

葵が金魚鉢にビー玉を入れて父親と見ていた記憶からも、このことは見て取れます。

事件以来、不吉な記憶を呼び起こすものとして忌み嫌われるものになったと思われます。

つぎに葵が「おじさん」と慕う一条健人について。

物語の終盤で、監視カメラで葵の様子を見ていましたが…

約束16年目の真実 ネタバレ考察③香坂慧に電話したのは一条健人か?

葵と香坂がシーンとした警察署で資料らしきものを読んでいたシーンがありました。

香坂がデスクにかかってきた電話を取ると「空き巣被害者」の対応をしに部屋を出ました。

あの電話は実は一条が電話したのでは?

内容は「空き巣被害者が来たことにして、そこをいったん離れてくれ」と伝えたのではないかと思います。

目的は「葵を泳がせる」ため。

一人になったら事件の資料を読むかどうかを、一条は確かめたかった。

彼は葵が望野警察署への異動を希望した「本音の裏付け」を取りたかったのではないでしょうか?

公式HPの一条の説明はつぎのとおり

16年前も望野町の刑事として働いていて、事件の捜査に当たった。
葵の父親の康男が逮捕され、病死した後も、ずっと葵への世話を焼いていて、葵にとって親代わりのような存在である。

加害者家族でありながらも警察官になりたいと希望した葵の為に尽力した。

約束公式HP

事件の捜査に当たった、ということは当時、望野警察署の署長で事件の捜査を指揮していた有村の部下でもあります。

ということは事件の真相、あるいは不審な点について何かを知っている可能性はありそうです。

警察を目指す葵の為に尽力した、とありますが葵が警察として経験を積んだのち、この事件の真相を突き止めに来ることは予想できていたのでは?

そして葵の異動願いにも一役買ったことがその会話からも読み取れます。

もしかしたら、一条は葵が真相を暴くことを望んでいるのかもしれません。

そういう観点から考えると、一条は今後「有村と葵の板挟みになりながらも、葵を支える立場」という役割になっていくということも考えられそうです。

約束16年目の真実 ネタバレ考察④葵の「壁」の立場の3人

有村のほかにも3人、葵の「壁」となるであろう立場の人物がいます。

「セキュリティ特区構想」をぶちあげているBITOコーポレーションの社長、尾藤(びとう)誠。

その娘で葵の同級生、尾藤恵。

そして望野町の元市議会議員で、現国会議員の間宮菜緒(まみやなお)。

この3人からすると、16年前の事件は「過去」にして構想を実現する機運を高め、会社や議員の名声を高めたい思いがある。

その中で「あの事件には真犯人がいる。まだ終わってない」と嗅ぎまわる葵は「過去を蒸し返す、煙たい存在」になるはず。

そして有名企業であるBITOコーポレーションや国会議員を敵にしたくはない望野警察署としても、あまり摩擦を起こしたくない。

そういった中から生まれてくる抗争も今後引き起こされて、真犯人へとつながる足がかりも見えてくるのではないでしょうか。

で、池袋駅のポスターの謎解きです。

約束16年目の真実 ネタバレ考察(ビジュアル)

池袋駅の構内にこういうのがあります。1話のヒントだそうです。

「真実への手がかり:登場人物」とのこと。

左上は「なかむら ん」だと思います。

右上は「よ ゆう」…で、下図のようにしていくと

①あ ②レ※ちょっと右に傾いた「②」なので「レ➡く」と読む ③ま ④の ⑤こ ➡ 「あくまのこ」

つまり葵のこと。

2つめのビジュアル↓

「真実への手がかり:青い文字」とのこと。

「失った記憶 ➡ うしなつたきおく」という大きいひらがなを辿ると、「なつまつりのよる(夏祭りの夜)」ということのようです。

失った記憶は、夏祭りの夜だった、ということでしょうか?

↓あと、これ。ヒントは「放送日時」とのこと。

「4月11日 23:59」を辿ると「北見が丘」

まとめると

  • あくまのこ ➡ 悪魔の子 
  • なつまつりのよる ➡ 夏祭りの夜
  • 北見が丘

が関係しているようです。

ドラマでも一通り出てきました。

んで、Xは考察が繰り広げられています。こういうの面白いですね。

約束16年目の真実 1話ネタバレ感想 

隠してますね。

色は関係あるのかな…?

https://twitter.com/kj8_natsu8/status/1778697812601082147

なるほど!不破のシナリオ!

そういえば、葵に主役をやってもらいたい脚本って、どんなストーリーだったのか明かされていません。

もしかしたら、それが絡むかも、ですね!

わかる、すごく。

そうなんですよね。だんだん眠くなって集中力が…

というわけで今回は以上です。

<関連記事>

夫婦の秘密 ネタバレ感想/考察 1話

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

もくじ