夫婦の秘密 ネタバレ感想/考察 1話 複雑なドラマの相関図を整理

夫婦の秘密 ネタバレ感想/考察 1話 複雑なドラマの相関図を整理

この記事は以下の内容を含みます。

  • あらすじ(ネタバレ少しあり)
  • 考察 複雑なドラマの相関図を整理(ネタバレかなりあり)
  • みんなの感想(ネタバレ少しあり)

ネタバレを含むため、ドラマをまだご覧になってない方にはおススメできません。

ご注意ください。

確かに難解で複雑なので人物の立ち位置などを整理します。最初にあらすじの復習。

もくじ

夫婦の秘密 ネタバレ感想/考察 あらすじ

人々の笑顔が溢れ、春の陽光が降り注ぐような温かな平和な街。

花屋『リリアス』の店主・野山穂花は、6歳年下の夫・野山雅道と新婚生活を謳歌していた。

結婚を機に、「お互いの過去は振り返らず、今を生きよう」と誓った2人。

穂花の仕事を手伝う雅道は、優しく頼りになる最高のパートナーだった。

しかし、2人が仲間と思っていた友人らは彼らを盗撮したり、店の飾りを盗難するなど明らかな嫌がらせを気づかれないように仕掛けていきます。

そしてリリアスには無言電話がかかってくるように。

その不穏な空気は穂香の暗い記憶を呼び起こすようになる。

さらに穂花の元に「あなたの夫の秘密を知っています」と書かれた差出人不明の手紙が届く。

これをきっかけに、夫婦の秘密が次第に明らかになっていく…。

…では、考察を絡めながら複雑な人物の立ち位置などを整理していきましょう。

夫婦の秘密 ネタバレ/考察 複雑なドラマの相関図を整理

ドラマの相関図を整理です。人物ごとに過去や特徴を考察してみます。

夫婦の秘密 ネタバレ 相関図的考察 野山穂香(臼田あさ美)

6歳年下の雅道との結婚。「実家とは疎遠でしがらみがない」と語っていて、どんな実家なのかは彼女の言葉からは分かりません。

しかし、過去に心に深い傷を残す虐待を受けているようです。

ちなみに幼少期役を演じているのは「五藤希愛」さん。

確かにちょっと昔の臼田あさ美さんと雰囲気似ている…違和感がない。

話を戻します。

裸足で家を飛び出したようなシーンも見られます。閉じ込められていたけどスキをみて着の身着のまま逃げたという感じ。

お店を紹介するSNSで「顔出しをしない」理由は夫の雅道の家族に居場所を知られないため、と話しています。

一方で雅道には「ごめんね。私のせいで窮屈な思いさせて…」とも。

これは穂香の顔出ししない理由が含まれている気配もあります。親から身を隠すためとか。

夫婦で「あんまり過去のことには踏み込まない」という背景にはこういう事情もありそう。

何者かが(おそらく三枝朱音)SNSで2人の画像が公開しているのを見て気絶しかけましたが、「(親に)見つかるかも」という恐怖感からということもありそうです。

繰り返される無言電話のあとで「穂香ちゃん」と言われて過呼吸になっていましたが、これは親の声だったからということも考えられそうです。

演じる臼田あさ美さん自身も穂香については「どれが彼女の本音なのか混乱してくる。どんな人物なのか答えられないのが穂香」と語っています。

だいぶ複雑な人物ということだけは伝わってきます。

まとめます。 

  • 実家とは疎遠 
  • 雅道とも過去は互いに詮索しないことにしている 
  • 強いトラウマが残る虐待を幼い日々に受けた 
  • 家から脱出するように逃げた? 
  • SNSで顔出ししたくない 
  • 演じる臼田あさ美さえどんな人物なのかつかめない 

で、問題の夫について。

夫婦の秘密 ネタバレ 相関図的考察 野山雅道(豊田裕大)

雅道が出てくると遺体を埋めるシーンが繰り返されるので、過去に「●人」か「体遺棄」がありそうです。

ドラマ内で言う「僕は人を●して逃亡してる」というのは本当かもしれません。

遺体は2人で埋めていましたが…もう1人は誰?栗原蒼太?この辺はまだ全く分かりません。

医者の家系であり、親から身を隠しているというのも、真偽が怪しいように見えます。

冒頭シーンで父親にビンタされているようなシーンがありますが、ドラマで描くような「裕福な医者の家系」には、どうも見えない…

むしろ「昭和の雰囲気が残るアパートの一室」のような雰囲気。

手前に見えるヤカンも、昭和によくあったストーブの上に置いてあるタイプに見えます。

いずれにせよ、穂香同様に実家とは疎遠。

裸になるシーンで腕に多くの傷跡もあり、激しい家庭内暴力を受けていたような気配も感じます。

そして同じく冒頭に一瞬出てくる、救急搬送される人物。

一瞬だけ現れる心臓モニターを見ると「渡辺聡 男 小児」※名字の[渡辺]はハッキリ見えますが、名は[聡:さとし]っぽく見えますが、別の文字かも」

と表示されています。もしかして幼いころの兄弟…?

HR 0(心拍数ゼロ)になっていたので、亡くなっているものと思われます。

演じる豊田裕大は雅道について語っているのは、「最初は彼の行動の意味が理解しにくかったが、すべて穂香への愛から来ることが分かった。雅道は愛情が強い人」ということ。

謎めいた行動の根底は穂香への愛からくる、という側面があるようです。

予告で三枝朱里と夜に会っているシーンがありましたが、これも結果的には穂香への愛情につながる…ようです。まとめます。 

  • ●人か●体遺棄の過去があるっぽい
  • 実家とは疎遠
  • ●体は2人で埋めている
  • 医者の家系、という話は嘘っぽい
  • 左の肩~腕に虐待の痕跡らしきものがある
  • 渡辺聡という男の子が病院で亡くなったのを見届けた?
  • 謎めいた行動は穂香への愛から発している。愛情が深い人物

この雅道を学生のころからよく知る人物が、栗原蒼太。

夫婦の秘密 ネタバレ 相関図的考察 栗原蒼太(古川毅)

まず印象に残ったのが、彼が言う「今でも片思いの相手」

雅道のことでしょう。

帰り際に雅道をじっと目つめるうえに、スマホの待ち受け画面も雅道でした。

芽生えた嫉妬心が今後、何らかの行動を起こすように思えます。

雅道をじっと見つめながら思い出す記憶シーンは、雅道がつらそうな顔をしているものだけです。

記憶の中の雅道は制服を着ているので、学生時代から雅道を知っているようです。

(雅道は地元を離れているはず…ということは、彼は雅道を追いかけてきた?)

後半でも歩行困難な雅道の肩を担いで歩く回想があります。

この辺にも野原雅道の過去が楽しいものではなかったような気配がうかがえます。

そして、穂香も知らない雅道の過去をよく知る人物として、今後かなり重要な人物にもなっていきそうです。

あの手紙書いたのは、もしかして…

ちなにみあの手紙は宛名も切手もなく、穂香のもとに届いていました。直接リリアスの郵便受けに入れたのでしょう。

もっと言うと、封筒を開けるのは穂香だと知っていて、あの手紙を書いているはずです。

もしも雅道があの封筒を開けていたら、速攻でゴミ箱行きのはずなので。

なのであの手紙を書いて、郵便受けに入れた人物は2人の行動パターンをよく知っている人物ということになります。(深読みしすぎかもしれませんが)

まとめます。 

  • 雅道を片思いしているっぽい
  • 雅道のつらい過去を目にしてきている
  • 雅道を追いかけてきている?
  • 手紙をよこした人物の候補として、可能性はありそう

では穂香の友人も見ていきます。

夫婦の秘密 ネタバレ 相関図的考察 上村翠(剛力彩芽)

穂香には「2人がどれだけ素晴らしい夫婦か証言してあげる。私はいつも味方」と言いつつ、裏では彼らを「ちゃんとした結婚ではない、おままごと」と呼び、フクロウの置物を盗むなど言動の裏表っぷりが気持ちいいほどハッキリしています。

きれいなカフェの店内に対し、自宅はやや散らかっているなどわりと分かりやすく「公私」の比較も描かれていました。

野山夫妻を裏切って突き落とす人物に成長していくことは「確定」のようです。

まとめます。 

  • 野山夫妻に対しては表向きは親しい友人だが、裏で避難して置物を盗む嫌がらせをしている
  • 今後の展開で野山夫妻を裏切って突き落とす気配は確定っぽい

このカフェには一流の腕なのに、ワケアリなバリスタがいます。

夫婦の秘密 ネタバレ 相関図的考察 小野寺真白(山下幸輝)

「直前ナビ」によると、一流のバリスタでありながら郊外のカフェに身を置いているとのこと。

「訳あり」な身分のようです。

インスタで「イケメン」としてアップされることを嫌い、コーヒーの味で勝負したいという思いが強いようです。真面目ですね。

「訳あり」で真面目なバリスタということ以外、まだ何も分かりません。

まとめます。 

  • 一流のバリスタなのに、何らかの理由で郊外のカフェにいる
  • バリスタとして、非常に真面目

そして野上夫妻を壊したがっている美女がもう一人。

夫婦の秘密 ネタバレ 相関図的考察 三枝朱音※あかり(桃月なしこ)

隠し撮りして野山夫婦をSNSに無断でアップする朱里。

リリアスのSNS管理も担当している模様。

でも人の幸せなものを見ると壊したくなる性癖がある、と自ら語り、「私は悪役です」と包み隠さず宣言している感じ。

雅道を誘惑して野山夫婦を壊しにかかっているのが次回予告からも見えます。

上村翠と同様に分かり易い「悪女」という役回りのようです。

まとめます。 

  • 事情を知りながら野上夫妻の写真をSNSで無断にアップ
  • リリアスのSNSも担当
  • 人の幸せを見ると壊したくなる性癖があることを面接で語る
  • 次回は雅道を誘惑しに行くであろう分かり易い悪女

そして登場回数こそ少ないものの、存在感が非常に大きいフラワーアーティストがいました。

夫婦の秘密 ネタバレ 相関図的考察 水無瀬香子:※きょうこ(宮本真希)

心理カウンセリングを受けているような感じで「あの女のせい」と。

蘭がリリアスで買った花束(ブーケ)を後部座席に叩きつけています。花束に対する明らかな嫌悪感が感じられます。

「あの女」とは野山穂香?

何らかの理由で野山穂香を憎んでいるようです。娘の蘭を店に行かせて、自分は穂香と顔を合わせようとしてません。

そして雅道に「お宅のブーケ、お花のチョイスがとてもいい。センスを感じる」と分かり易い大ウソで相手を持ち上げてリリアスの「太客」となります。

そして「私の言うことは何でも聞くこと」というメチャ振りからは、野山夫婦をダンナから突き崩そうとしている雰囲気も見えます。

何を恨んでいるのかはまだ不明。

ただ、穂香との接点がひとつだけ見えます。

それは、水無瀬香子が「あの女のせい」と語るシーンにも、穂香が電話で「ほのかちゃん」と言われて苦しむ場面にも、ガラス瓶の白い花(ユリ?)が床に落ちる光景がフラッシュバックすること。

水無瀬香子って実は穂香の母親…?

という考えもよぎりそうですが、ちょっと年齢的に無理があるかな…という感じがあります。

水無瀬香子の娘である蘭が13歳という以外、他の人物の年齢は明らかではありません。

仮に野山雅道が20代前半~半ばと考えると穂香の年齢は30代前半。

水無瀬香子は蘭の13歳から考えると年齢は30代後半~40代半ばあたり。

「生みの親」としてはちょっと無理かな…と。

「継母(ままはは)」ならあるかもしれませんが…。

それなら「あの女」という3人称で呼ぶのも筋が通りそうです。

ちなみにユリの花言葉は「純粋・無垢・威厳」。

純粋だったころの穂香の心が破壊されることを象徴しているのでしょうか?

まとめます。 

  • 穂香を憎んでいる。「あの女」とは穂香?
  • リリアスにも娘を行かせて、自分で行かない
  • リリアスの太客となり、野山夫妻を崩しにかかっている?
  • 穂香と共通する記憶が「白いユリの花の入った花瓶の落下」

そして「語り部」である女の子は、この物語を過去形で回想しています。

夫婦の秘密 ネタバレ 相関図的考察 水無瀬蘭(大月美里果)

公式HPには「雅道にシンパシー(共感)を感じる」と。

こちらは暴力ではなく、母親からハラスメントを受けているという雰囲気はありそうです。

母の香子がの花束を投げつけたり、雅道に無茶な条件を吹っ掛けたりすることに対して驚く様子も見せません。

そんな母の姿を見て育っている証でしょう。

そして彼女はこの物語の結論はすでに見せてくれています。

貸店舗となった花屋「リリアス」、そして閉店したカフェ「ルルド」。

つまり物語の中心である場所からは、誰もいなくなってしまうという結論です。

そして黒いバラの花束。花言葉は「永遠の愛・一生恨む」。

彼女自身も、若い心に愛と恨みを抱えてこの物語の終焉を見届けたことだけは、垣間見えます。

まとめます。 

  • 雅道に感じる共感は、親からのハラスメントによるもの?
  • リリアスからもルルドからも人がいなくなる終焉を知っている
  • 一部始終に対して、恨みと愛という複雑な感情を抱いている

ちなみに第一話の後半で、雅道は蘭にダイヤモンドリリーを渡しました。

花言葉は「箱入り娘 / また合う日を楽しみに」。

そして花の女王とも言われる「蘭」の花言葉は「愛 / 上品 / 美 / 美しい淑女」です。

つぎに1話目の感想を拾っていきます。

夫婦の秘密 ネタバレ みんなの感想

ドラマの感想って「脚本が…」という非難なども混じっているのが一般的ですが、内容に引き込まれたという感想がたくさんありました。

今回は以上です!

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