この記事は以下の内容を含みます。
- あらすじ
- 考察
- みんなの感想
ネタバレを含むため、ドラマをまだご覧になってない方にはおススメできません。
ご注意ください。
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☆連続●人事件のおさらいは以下の「3話ネタバレ」までのページで復習できます。
最初に冒頭のあらすじを見て思い出すところから始めましょう。
約束16年目の真実 4話ネタバレ感想考察 あらすじ冒頭
葵と香坂がBITOコーポレーションを訪れ、尾藤社長に梅崎若菜と会っていた理由を問いただす。
しかし、尾藤社長は「会社の取材を受けていただけ。その後に会う約束なんてしていない」と、彼らの追求を交わすかのように返答。
葵と香坂はBITOコーポレーションを去ろうとすると、恵が「葵のお父さんの目撃証言をしたのは私だ」ということを明かす。
約束16年目の真実 4話ネタバレ考察
先に前回のメモを付箋にして貼っておきます。
約束16年目の真実 ネタバレ考察 ここまでのメモ
有村刑事部長は「ホントのことが明らかになるとマズイ」という事情を知っていそう
事件を境に、望野町ではビー玉を商品として扱う店が無くなったらしい
一条は葵を捜査から外したのは、彼女のキャリアを守るためではないか。つまり、何かを知っている。
不破のシナリオについて
- 不破は「遺体の口にはたくさんのビー玉が詰められていた」という発想を、どこから得たのか。
- ビー玉を詰める目的は何なのか
- 高校の仲間以外で見た人はいないのか
雑貨屋の井出も34歳で映像研の4人と同じ年齢。高校も同じ?
香坂は過去にやったミスのせいで仲間を失い、望野町へ左遷された?有村はこれを利用して、香坂を葵の「番犬」として利用したがっている
速水は玲に「つきまとった」のではなく、何者かから守ろうとしていた。
真犯人は映像研の3人(恵・桃・天草)と近い人物
玲が祭りの夜に1人になることを知っていた➡不破が葵と祭りに行くことを知っていた
速水が罪を認めた理由は「資金問題」「葵を守るため」
- 資金問題:借金があった・葵の進学にお金が必要だった。➡お金をやる代わりに罪を認める交換条件を真犯人側から提示された
- 認めないと記憶のない葵も容疑者にする、と迫られた
その他気になること
- 桃の母がいきなり家から出ていった理由は何か?今どこにいるのか?
では今回の考察です。
約束16年目の真実 4話ネタバレ考察①誘拐犯の性別は…?
女性の可能性があると思います。
理由は着ぐるみを来た人物の歩き方です。
あの防犯カメラの着ぐるみの歩き方には特徴があります。
それは「足を内側に運ぶ歩き方」です。ちょっとこれも参考になるかも。
0:30あたりにちょっとだけ映ってます。
あくまで「傾向」なのですが、女性の歩き方は足を体の中心に向かって動かす傾向があります。
防犯カメラの着ぐるみの人物の歩き方を見ると、この傾向が見られます。
誰なのか?
候補に挙げられるのは、桃。
そして、メールを送ってきたのも、桃だと思います。
桃が候補に挙げられる4つの理由を先にまとめます。
- 着ぐるみの歩き方は女性
- 4話のオープニングに意味深長なシーンがある
- 桃は16年もの間、葵の実家の落書きを掃除していた(速水康夫は犯人ではない、と信じているからできる行動)
- 恵の証言を知っている ➡ お店を訪れた梅崎若菜から聞いた可能性がある
では説明していきます。
1つ目は、先述の通りです。
2つ目は次の通り。
4話のオープニングに気になるシーンがあります。
桃が高校時代と母の写真を見つめているところです。
そしてナレーションも意味深です。
懐疑心(かいぎしん)は多くの喜びを奪う。動かなければ、疑念は膨らみ続ける。恐れを克服する唯一の方法は、行動を起こすことだけだ
引用:https://www.ytv.co.jp/yakusoku_drama/
この「行動を起こすことだけだ」というナレーションで、桃が写真の前から動きます。
とても興味の惹かれるシーンでもあります。
で、このナレーションを少し掘り下げてみましょう。
約束16年目の真実 4話ネタバレ考察②ナレーションの解釈を深堀り
ナレーションの文章を分解して、解釈しなおすと以下のようになる気がします。
懐疑心は多くの喜びを奪う。
➡尾藤親子は事件について、何か隠し事がある。彼らへの懐疑心が晴れないかぎり、友人としての喜びはかき消される。
動かなければ、疑念は膨らみ続ける。
➡何もしなければ、尾藤親子の懐疑心は増す一方になる。
恐れを克服する唯一の方法は、行動を起こすことだけだ。
➡懐疑心に対する怖さはを消すには、秘密を炙り出すための行動あるのみだ。
その「行動」が「誘拐で秘密を炙り出す」というワケです。
ここから見えるのは、誘拐犯(つまり、桃)は「事件の犯人は速水ではない ➡ 葵の味方をしたい」という思いがあるということ。
桃は真犯人が別にいると考えている。
ここで、3つ目の理由です。
桃は16年もの間、葵の実家の落書きを掃除していた。
こんなことを16年もの間できるなんて、「速水康夫は犯人ではない」と信じていなければできない行動です。
ここからがポイント。
桃は真犯人を知っている or 真犯人の手がかりを知っている可能性があるのでは?
だから、恵の証言はおかしいと分かっていた。
…でもなぜ恵の証言の内容を知っていたのでしょうか?
4つ目の理由は以下の通りでした。
恵の証言を知っている ➡ お店を訪れた梅崎若菜から聞いた可能性がある
桃はどうやって恵の証言を知ったのでしょうか?
梅崎若菜が桃の店に訪れてた時と考えられます。
若菜は桃の店を訪れています。葵と香坂が若菜の行動を追う際に、桃の店を訪れて彼女が何時ごろに店を訪れたか尋ねていました。
望野町の事件を追う中で、若菜は桃に取材をしていた可能性もあります。
その中で、桃は恵の証言を知ったと考えても不思議ではありません。
…それにしてごく普通の高校生の恵が、なぜそんなに「出来すぎた」証言ができるのか…。
桃はそう考えたのでは?
「恵の父が関わっている可能性が高い。」
桃はそういう結論に至ったことから、要求の表現に「お前ら親子」を使った可能性があります。
こういうことから、誘拐犯は桃だったと考えます。
もう2つ、気になる要素があります。
4話の最後のあたりです。桃のレストランに映像研が集まるシーン。
1つ目は、恵が「不破と葵が犯人を捜しているなら協力する」と言っているところ。
葵たちが映い出されますが、桃だけちょっと表情に変化を見せています。深読みかもしれませんが…
2つ目は、葵に「みつかってよかったね」のメッセージが届くシーン。
このメッセージを送るということは、送り主は一連の誘拐事件のいきさつを知っている。
ということは誘拐犯。
そして印象的なのがこの表現が「よかったね」とやけに「親しげ」な響きを持つことです。
そして、文章を打ち込む傍らに「サクリファイス」がある。
これを持っているのは映像研のメンバー。
物語を打ち込んでいるのも、桃ということには一定の説得力があると思います。
もうちょっと言うと、志歩ちゃんを誘拐はしたものの、休みの日の幼稚園に監禁するというソフトな方法を取っています。
むしろ「この子を見つけてくれ」と言わんばかりです。
そして、防犯カメラに一か所だけ映ったのも、カメラの位置を知っていたのではないでしょうか?
映った目的は「暴れる志歩ちゃんを無理やり連れ去ったのではない」と印象づけるため。
一方でビー玉を送り付けて恐怖心を煽るという演出をします。
志歩ちゃんを傷つけずに尾藤親子を自白に追い込むための心理作戦としては完璧です。
結果的に作戦は成功しました。
さて、話が変わりますが連続●害事件の1人目の犠牲者「山名えりか」ですが、気になる要素が桃のお店とつながります。
約束16年目の真実 4話ネタバレ考察③家出中だった山名えりかと桃は接点がある?
桃の店では腹をすかせた子には無料で料理を提供しています。
もしかして、母の代からそういうことをしていたのかもしれません。
山名えりかは「家出中のフリーター」でした。
当時、お金に困って桃の店を訪ねた山名えりかがお店を頼ってきていても不思議はありません。
ただ、その接点と事件がどうつながるかは、まだ見えてきません。
つぎにあの暗号を葵・不破・玲以外で知る人物について。
約束16年目の真実 4話ネタバレ考察④桃に暗号を教えたのは玲では?
予告編によると、暗号を知っているのは玲とのこと。
高校生ですから、面白がって誰かに教えるのが自然な流れでしょう。
その1人が桃だったのでは?
だから暗号を送信したうえで「初恋の彼と自分しか知らないはずの暗号が届いた」と書くことができる。
葵と不破が当時、「恋仲」だったことを知っている。これは映像研のメンバーだからこそ分かることなのでは?
ちなみにですが当時、桃が暗号で祭りの夜に玲を茂みに呼んだのかな…と思いましたが、それではちょっとシンプルすぎるかもしれません。
まだ2~3ひねりありそうな気がします。
なぜかと言うと、若菜に迫られたときの尾藤社長のあの怯え方が尋常ではなかったからです。
約束16年目の真実 4話ネタバレ考察⑤尾藤社長は真犯人を知っていた?
知っていた、と思います。
しかし、消されてしまった。
何者かによって自●に追い込まれたようにも見えます。
自●に追い込んだ人物がいたとしたら、留置所に入った可能性があります。
それは建物の鍵を持っているか、すぐに鍵を使える立場の人物に絞られます。
追い込んだ人物は有村刑事部長?
今回の考察は以上です。
約束16年目の真実 3話ネタバレ感想
桃が怪しく見えてきましたね。
天草説も。
桃の母親の設定が不自然な点はやはり気になるところです。
今回は以上です!