約束16年目の真実 5話ネタバレ感想考察 犯人警察身内説?

約束16年目の真実 5話ネタバレ感想考察 5話

この記事は以下の内容を含みます。

  • あらすじ
  • 考察
  • みんなの感想

ネタバレを含むため、ドラマをまだご覧になってない方にはおススメできません。

ご注意ください。

最初に冒頭のあらすじを見て思い出すところから始めましょう。

もくじ

約束16年目の真実 話ネタバレ感想考察 あらすじ冒頭

尾藤社長の件の連絡を受け、現場に急行する葵と香坂。

現場に行くと葵は尾藤社長から恵に宛てた遺書を受け取る。

すると通りがかった夏目刑事と葵の肩がぶつかる。

その瞬間、葵の脳裏に16年前の事件当日の記憶がフラッシュバックする…

約束16年目の真実 5話ネタバレ考察

先に前回のメモを付箋にして貼っておきます。

約束16年目の真実 ネタバレ考察 ここまでのメモ

有村刑事部長は「ホントのことが明らかになるとマズイ」という事情を知っていそう

事件を境に、望野町ではビー玉を商品として扱う店が無くなったらしい

一条は葵を捜査から外したのは、彼女のキャリアを守るためではないか。つまり、何かを知っている。

不破のシナリオについて

  • 不破は「遺体の口にはたくさんのビー玉が詰められていた」という発想を、どこから得たのか。
  • ビー玉を詰める目的は何なのか
  • 高校の仲間以外で見た人はいないのか

雑貨屋の井出も34歳で映像研の4人と同じ年齢。高校も同じ?

香坂は過去にやったミスのせいで仲間を失い、望野町へ左遷された?有村はこれを利用して、香坂を葵の「番犬」として利用したがっている

速水は玲に「つきまとった」のではなく、何者かから守ろうとしていた。

真犯人は映像研の3人(恵・桃・天草)と近い人物

玲が祭りの夜に1人になることを知っていた➡不破が葵と祭りに行くことを知っていた

尾藤社長は真犯人を知っていた。自●に追い込んだのは有村刑事部長。

その他気になること

  • 桃の母がいきなり家から出ていった理由は何か?今どこにいるのか?
  • 家出中だった山名えりかと桃は接点がある?

ちょっと5話自体の内容が複雑だったのでポイントを整理します。

約束16年目の真実 ネタバレ感想考察 複雑な5話のポイント整理

最初に一条刑事の行動と結果について。

約束16年目の真実 5話整理① 一条刑事の「マスコミへのリーク」

「16年前の事件の決め手と目撃証言は嘘だった可能性がある」という情報を一条刑事がマスコミにリーク。

そのことがニュースで取り上げられました。

リーク:意図的に秘密や情報などを漏らすこと。例「マスコミにリークする」

結果、望野署に電話が次々と電話が。

「あの報道、ホントか!?真犯人は別にいるんじゃないのか?!」という問い合わせでしょう。

「16年前の事件の真犯人は別のヤツかもしれないぞ」という空気を世間に作り出すことに、一条刑事は一時的に成功したワケです。

一条刑事はこれを追い風に有村刑事部長に事件の再捜査を申し出た、という流れです。

しかし、有村はこれを却下しましたね。

その直後、「目撃証言の嘘発覚は、フェイクだった?! 殺人鬼の父を妄想する娘の職権乱用」というネット記事が出回る事態に。

これは有村が「先日のニュースは一条のリークによるもの」と気づき、「やり返し」として情報をリークしたもの。

つまり「速水康夫を冤罪だと言っているヤツは殺人鬼の娘だ!」と世間に印象づけ、「冤罪なんてウソだ」という印象を売ろうとしている。

「一条に対するリーク返し」というわけです。

「一条vs有村」という構図がこの時点で出来上がっていることが分かります。

ここから読めるのは有村の「16年前の事件の蒸し返しは何としても阻止したい」という意思です。

しかし一条刑事が一枚、上手(うわて)でした。

約束16年目の真実 5話整理② 誘拐は一条刑事の「捨て身の作戦」

4話で一条刑事は逮捕されることを前提にして誘拐を実行。目的は2つ。

1つ目は、尾藤親子から「尾藤恵が、事件当日に速水康夫を目撃した”時間”はデタラメだった」ことを認めさせるため。

作戦は成功。恵が4話にて告白しました。

2つ目は、自分が逮捕されたら動機として「速水康夫は冤罪。自分が罪の告白を強要させた。真犯人は別にいる」と説明し、警察に事件の再捜査をさせるため。

さらに、自分の逮捕を見越した「仕掛け」を彼はつくっていました。

自分の机の引き出しに当時の「未送致」の書類(つまり、捜査に扱われていない)と、資料室の鍵を一緒に入れていました。

この書類は事件当日の時間の速水親子のアリバイを示す決定的な証言です。

逮捕後、一条刑事が語る動機に加え、この「未送致書類」の存在が明らかになれば16年前の事件は再捜査さざるを得ない展開となります。

実際に、一条は逮捕されました。

一条の逮捕を受けて、有村が記者会見で

「16年前の連続●人事件において、容疑者への自白を強要していたことが…」

「客観的証拠を積み重ね、事件の全容解明に…」

と説明。

つまり「16年前の事件を再捜査する」と言っているわけです。

「警察に事件の再捜査をさせる」という一条の目的は成功したことになります。

まさに捨て身の作戦が成功したワケです。

さて、つぎに「誘拐犯は一条だ」と気づいた葵に彼が「待っていてくれ」といった背景も整理します。

約束16年目の真実 5話整理③ 一条刑事が仕掛けたワナ

自●した尾藤社長の自宅に警視庁の職員が現れ、「捜査の一環だ」として遺品を回収していった、と恵が一条に語っていました。

これは有村が、当時の自分と尾藤のつながりを示すものがあれば、それを処分するという目的で指示したもの。

つまり証拠隠滅のため。

これに対し、一条刑事は「まだ尾藤の遺品が別の倉庫にある」と嘘の情報を流しました。

そうすれば有村がその倉庫を訪れると予想したためです。

そして見張り役として夏目刑事を派遣。

ただし、夏目刑事は派遣された理由を知らされていません。

「人が来たら一条刑事に電話しろ」という指示だけを与えられているだけ。

そして有村が倉庫に現れました。

しかし、なぜか夏目は一条刑事に連絡をすることなく、有村側につくという裏切りに出ます…

そして、香坂と夏目が話をするシーンで夏目が話すシーン。

ここで夏目が

「そもそも…16年前に尾藤とやりとりした証拠なんて、残ってると思いますか?」と発言。

一条は夏目にはこのことを伝えずに張り込みをさせていました。

だから、「尾藤とやりとりした証拠」という言葉が出てくるということは、倉庫に現れた人物と会ったということを意味します。

だから香坂は「何でお前がそのことを知っているんだ?」と言ったワケです。

「あ、言っちゃった…!」という表情を夏目は見せましたね。

が、同時に「香坂は事件の真相に迫っている。有村が来たことに気付いている」と悟ったはずです。

そしてこれは「真相を暴く側 vs 真相を握り潰す側」という構図が出来上がった瞬間でもあります。

だから「いいんですか?刑事部長を敵に回して」と夏目は香坂に対して攻撃的になったワケです。

さらに、夏目がこの時に放った言葉が、実は不可解です。

「過去の失態、なかったことにはなりませんよ」

この「失態」の詳細は分かりませんが、これは望野署の中で知っている者は、今までの展開から考えるといないはず。

夏目にこの「香坂の失態」について教えたのは、有村と考えて良いでしょう。

有村は香坂の弱みを夏目に握らせて、自分の「犬」を香坂から夏目に乗り換えたわけです。

どういう手段を使ってでも真実を握り潰してやろう、という有村の執念がよく見えます。

つぎに、不破玲の遺品のメモついて.。

約束16年目の真実 不破玲の遺品のメモ

不破玲が事件当日に持っていたもの。

暗号の意味が分かるようになっているメモのようです。

これは不破玲の事件当日の遺品として、ダンボール箱に入っていたもの。

このため、このメモがカバンの中に入っていたのか、現場に落ちていたのか、ということまでは分からないワケです。

とはいえ、メモには「土」がついていました。

それが、不破玲の遺体発見現場の土だとしたら、遺体発見当時メモは彼女のカバンから出してあったということになります。

つまり真犯人はそれを見ているので、暗号の作り方を知っているということです。

だから、葵に暗号を送ってきた人物はそのメモを見ている人物。つまり真犯人、ということになる。

ちょっとここ、短すぎて分かりにくかったですが、こういうことです。

で、そこ桃が入ってきて小さいメモ用紙(今まで葵と不破がやりとりした暗号メモ)が床に落ちるという展開ですが…ちょっとここは後述します。

では考察です。やっぱりあのシーン、「あれ…?」ってなりましたよね。

そして予告編では葵の実家の地面からとんでもないものが出てきていました…!

約束16年目の真実 5話ネタバレ考察

真犯人についての結論から言うと、有村本人ではない、と考えています。

誰か…は、まだまったく分かりません。

ただ、尾藤社長がなぜ自ら命を絶ったのか。そして尾藤社長とのつながりを抹殺しようとする有村はやはり気になります。

約束16年目の真実 5話ネタバレ考察① 収監中の尾藤社長のもとに有村が訪れていた?

尾藤社長の検視結果を香坂から聞いた有村は平然とした様子でした。

香坂は言っていました。「驚かれないんですね」

いずれにしても尾藤が首を吊るタイミングが良すぎます。

尾藤を消し、そして自宅の遺品も回収。手際が良すぎる。

有村が尾藤社長のもとを訪れて、追い詰める圧力をかけた可能性はありそうです。

つぎに例のシーン。

約束16年目の真実 5話ネタバレ考察② 葵は暗号を知っている

先述の葵と不破が話している場面。

小さいメモ(これまでに葵と不破がやりとりした暗号の紙)が床に落ちました。

それを桃が葵に拾って返したのですが、メモを揃えて渡している様子が見えます。

おそらく、メモの上下を正確にして返したものと思われます。

葵は黙っていましたが、「桃は暗号のルールを知っている」と気づいたのではないでしょうか。

予告編で捕まる理由の1つではないかと思われます。

約束16年目の真実 5話ネタバレ考察③ 匿名の通報は葵の実家?

次回予告で「連続殺人事件に関する匿名の通報が入る。葵たちは通報のあった場所に向かうが…」

とありますが、予告の動画に3人の白骨●体と、一緒に出てきたらしいビー玉が見えます。

しかも場所は葵の実家の敷地内。

つまり16年間の間に、実は連続●人は起こっていたことになります。

ここでちょっと被害者女性の共通点をメモしておこうと思います。

約束16年目の真実 5話ネタバレ考察④ 被害者の共通点

一人目の被害者、山名えりかは「家出中のフリーター」でした。

そして2人目の不破玲はちょっと「ワルい子」の方向に偏っていた気配があります。

2人に共通することは「家庭内で問題を抱えていた」ということ。

3人目は半年前から望野町に住む18歳の和田瑠璃。半年前に移ってきたというのが気になります。

もしかしたら家庭内で問題を抱えていた可能性もありそうです。

もっと言うと、白骨化していた3人も…

事件当日、葵は背後から打たれて気を失っていますが、●害はされていません。

これはあくまで葵が自分の●害したい対象者とは違うタイプの人物だったからかな…と推測しています。

そして、真犯人についてですが、今までのパターンだと「予告編で怪しさを強調させる人物は、シロ」という印象があります。

だから「桃が犯人」というのはないかな~と。となると最後に残るのはこの人。

約束16年目の真実 5話ネタバレ考察⑤ 消去法で残るのは天草

なのですが、これだとなんか突拍子もない結末という感じがするので、ないかな~…と。

ビー玉のことが不破の脚本にあったことを「警察に言うのはやめておこう」と高校時代に言ったのは天草でした。

これも違和感のある行動に見えなくもないですが、やっぱり「犯人は天草説」はちょっとつまらないなあ…とも思える。

ほんの少しだけ怪しさが残るのは井出。実は有村の身内だとか。隠し子だったり。

尾藤社長の葬儀に訪れていましたが、これは本人の中にある罪悪感がそうさせたとも受け取れなくもない。

ビー玉を落としたのもわざとらしく見えます。

「早くオレを止めてくれ」というメッセージに見えなくもない。

または尾藤の隠し子というのも面白い説かもしれません。

だから家庭に問題のある子だけを狙った。自分自身がそうだから。

「自分が嫌い」という思いが他人を傷つけたいという願望に転化した、とか。

ちなみに6話予告の後半に葵と香坂が竹やぶ(?)の前に訪れるシーンでちょこっと井出らしき人物が映りこんでるように見えました。

両手を合わせて拝んでいる人物です。犯人は現場に戻ってくる、というのはよくドラマで聞く話なので…。

とはいえ、やっぱりまだ分からないことだらけです。

話は外れますが「犯人身内説」を可能性も取っておきたいな~と思うのは、未解決事件として名を残す1968年の3億円強奪事件に「犯人は警察官の息子」という説があるからです。

あの事件の犯人とされる説のなかに当時、交通機動隊の中隊長をしていた警察官の息子であるという説があります。

犯人像とされる写真にも顔がよく似ていたそうです。

しかし、その人物は事件の5日後、青酸カリで自●を図るという謎に満ちた最期を遂げました。

このことが余計にその説を強めることにつながったそうです。

ちょっと今回はスッキリしない内容ですみません…

約束16年目の真実 5話ネタバレ感想

そうなんですよね…ドラマ側の陽動作戦なのか、何かの伏線なのかが分からない。

そういうところがこのドラマの人気を余計に高めていますね。深夜帯でこの人気って異例です。

このイラストうまいですね

後半戦がますます謎めいてきそう

今回は以上です!

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