仮想儀礼6-7話 ネタバレ感想&考察 そして暴走へ…

仮想儀礼6-7話 ネタバレ感想&考察 そして暴走へ...

この記事は以下の内容を含みます。

各話のネタバレはありますが、結末は明かさずに考察や登場人物の深堀りなどを楽しめるようにしてあります。

  • 原作を踏まえた登場人物の深堀り
  • あらすじ
  • 感想(時々考察)

各話のネタバレはありますが、結末は明かさずに考察や登場人物の深堀りなどを楽しめるようにしてあります。

今回の深堀は2人。回向法儒と山本広江です。

もくじ

仮想儀礼 6-7話 ネタバレ感想&考察 人物堀り 回向法儒(えこうほうじゅ)

カルト的な巨大教団、恵法三倫会(えほうさんりんかい)の教祖。もともとは宗教家ではありません。

バブル時代に石坂一光と2人で輸入雑貨のマルチ商法をやって金儲け。

そのあと小さな宗教団体を立ち上げて現在の恵法三倫会に至ります。

つまり金儲け目的で宗教団体を立ち上げたという点で正彦と矢口と同じことをずっと昔からしてきたことになります。

聖泉真法会の活動を様々な方法で妨害するのは原作でも同じで、正彦を駅のホームから転落させるという暗●未遂まで遂行。

しかし、石坂と組んで多額の脱税をしていたことが発覚。国税庁が動きます。

そんな中、回向法儒は国外逃亡を企(くわだ)てます。

聖泉真法会もこの脱税に巻き込まれ、石坂に連絡しますが、電話がつながりません。

石坂の身には予想もしなかった出来事が起こっていたのでした…

仮想儀礼 6-7話 ネタバレ感想&考察 人物堀り 山本広江

近所の主婦で特に目立ったキャラでもない聖泉真法会の信者。

ドラマの中でも何かと雑用をやってくれたりしている様子が伺えます。

原作でも正彦の留守中に集会所のことをいろいろと面倒を見てくれていて聖泉真法会の草創期から所属する古参ので良識的な信者として描かれます。

しかし、突如として集会所に来なくなります。

その理由を聞くために正彦が連絡しますが、彼女の口から衝撃的な理由を告げられます。

その出来事を機に、聖泉真法会の信者らは正彦や矢口の思いとは別の方向に暴走を始めます。

仮想儀礼 5話 ネタバレ感想&考察 ちょっと今後の展開

7話あたりから原作とは違う展開になってきています。

森田社長の息子が選挙に立候補するという展開はドラマのオリジナル。原作での息子はインドネシアに暮らしています。

秋瞑が「グゲ王国の秘法」を目にして、内容を真に受けるのも原作とは異なります。

そして聖泉真法会の中に「ユダ(裏切者)」がいる、というのもオリジナルで、原作ではそういう話は出てきません。

物語はクライマックスに向かってきてます。

いずれにしても、聖泉真法会は正彦の意思とは別の方向に「原理主義化」のような暴走を始めます。

一方で石坂と関わったことにより様々な疑惑に巻き込まれ、マスコミの大バッシングを受けます。

内部の暴走、外部からのバッシング…聖泉真法会には信者離れが起き始めます。

気になるのは「ユダ」が誰なのかということ。

パッと浮かぶのは矢口・増谷。

特に矢口の描かれ方が不穏で回向法儒の申し出について何か言いたげで、秋瞑に言われた「母親に執着している」というのも気になります。

パターンとしては母が大病を患っていて、治療に多額の費用が必要で…みたいな感じですが…

増谷は仏教について詳しく、聖泉真法会と森田社長の間に存在するという理由で候補として挙げられます。

あとは回向法儒。正彦が「なんでこの仏像がここにあると分かったのか?」という質問に警察は、答えられない、と返事をしていました。

仏像の値段を知っているのは矢口と増谷ではありますが、出処を知っているのは石坂だけ。

石坂がマスコミに漏らすはずはありません。

となると、このことを石坂が回向法儒に言っていて、回向法儒がマスコミに漏らして聖泉真法会を追い詰めるという構図もあるかも。つまり「ユダ」ではない。

誰にせよ物語はこの先、かなりシリアスな展開を迎えます。

原作では信者たちが暴走し、矢口にも健康状態に問題が出て…かなり生々しく、映像化するとマズい場面も含まれます。特にNHKでは。

結論は同じにしてもドラマはかなり異なった描き方になりそうです。

仮想儀礼5話 ネタバレ感想&考察 みんなの感想

このドラマ、非難する人が見当たりません。

今回はここまでです。

そ~りゃ、そ~りゃ、やんやん♬

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