【バレー】宮部藍梨選手 通訳可能な英語力はアメリカ留学で習得した?

【バレー】宮部藍梨選手 通訳可能な英語力はアメリカ留学で習得した?

バレーボール、ネーションズリーグにて日本代表に召集されている宮部藍梨(あいり)選手(24歳)。

ナイジェリア人の父と日本人の母を持つ選手です。

タイ・バンコクで行われる予選ラウンド第3週の出場メンバー14人の中にも選ばれ、活躍が期待されています。

宮部選手は昨年の2022年、6年ぶりに日本代表に召集されていますがその英語力も通訳をこなすレベルでかっこいいと、ネットで話題です。

今回は宮部選手の英語力について調べてみました。

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もくじ

【バレー】宮部藍梨選手が帰国直後英語で心境を語っていた

宮部選手が留学先のアメリカから日本に帰国したのは2022年。

アメリカの大学院でバレーを続けながら学業に励んでいたところ、バレー日本代表に召集されたことに本人も驚いていました。

宮部選手が日本代表に召集されたのは2度目で5年ぶり。

1回目はなんと高校生の頃。

日本の空港に降り立った際、英語で心境を短く語っています。

” I’m like super nervous about it. But I’ve gotta…give all I got to…I don’t know…for my team, yeah, that’s all I got to say “

➡このこと(代表として戦うこと)にはすごく緊張してますが、自分の持ってるものを…その…チームに全部出し尽くします。はい、私が言える事はそれだけですね。

日本代表への招集について、本人は全く想像していなかったため、大学院卒業後に向けて就職活動までしていたと本人が語っています。

さて、宮部選手が通訳をした2022年のネーションズカップでのインタビューを見てみましょう。

【バレー】宮部藍梨選手が海外の英語インタビューを通訳!

昨年、女子日本バレー代表はネーションズカップにおいて無傷の7連勝という快進撃を見せていました。

そんななか、古賀紗理那選手が海外からのインタビューを受けた際、宮部選手が英語で通訳をしています。

古賀選手の日本語を次のように通訳しています。

マイクなしで話そうとした宮部選手のマイクを持ちあげて笑ってる古賀選手も楽しそうですね。

古賀選手の日本語を次のように訳しています。※話したことをそのまま文字にしてあります。

“Entire this league we’re focusing on like serving, like, speed serving. We were like first, say, we were kind like start slowly, but, like, we came back so, we’re glad to everything worked out well.”

➡リーグ全体で私たちは早く動くことに重きを置いてます。最初はスタートが遅かったですが調子を戻してあらゆるものが上手くいってうれしく感じています。

So we have been working on serving and offense, offensive play. So, like she ‘s glad to like everything worked out so well.

➡私たちはずっとサーブとオフェンスに力を入れてきてます。それであらゆるものが上手くいって良かったなと感じています。

We are so appreciate that so many Philippino fans came to watch us. So we are so glad to see a lot of people here.

➡フィリピンのファンが私たちを観にきてくれていて感謝しています。多くの人に会えて大変うれしいです。

しっかりと通訳をこなしている宮部藍梨選手ですが、もともと英語ができたのでしょうか?

【バレー】宮部藍梨選手の英語はアメリカ留学で習得した?

宮部選手は高校卒業後、アメリカへ留学してバレーボールを続けていますが、時間をさかのぼっていくとあまり英語はできていなかったことが分かります。

【バレー】宮部藍梨選手が大学3年時の英語の自己紹介

英語力はアメリカ留学で身に付けたようです。

アメリカ留学中に徐々に英語が上手くなっていくことが分かる動画があります。

まずはアメリカで大学3年生だったころの自己紹介動画がコチラ。

かなり流暢(りゅうちょう)に話していることが分かります。

ちなみにこの中でちょっと興味深いのがバレーを始めたきっかけです。

I started playing volleyball when I was six. Because my friend asked me to help her team.

They’ve got only like, five people. That’s why I started playing volleyball.

At first place I didn’t like playing volleyball at all. But through playing volleyball with my teammate, I don’t know for some reason like I fall in love.

➡ 6歳の時にバレーボールを始めました。友達がチームを手伝ってほしいと頼んできたからです。

チームには5人しかいなかったんです。それでバレーボールを始めるようになりました。

最初は全然好きじゃなかったけど、チームメイトとプレーすることで何だか夢中になっていきました。

バレーを始めたのが人数不足のチームの手伝いというのが意外ですね。しかも全然好きじゃなかったと…。

次にこれよりも1年ほど前の大学2年生時のインタビューも見てみましょう。

【バレー】宮部藍梨選手が大学2年時の英語力

次が宮部選手が2年時に「2 Year Player of the Year ※2年制大学部門 優秀選手」として受賞した時のもの。

インタビュアーの英語が早いせいか、やや答えにくそうな様子も伺えます。

それを察してなのか、司会の女性がこう言います。

It’s tough. This is Airi’s second language. She’s from Japan.

So, we thank you for coming up and doing the interview in English. It’s not easy we know that.

➡これは大変なんです。英語は藍梨には第二言語です。彼女の出身は日本ですから。

では、会場に来て英語でインタビューを受けてくれることを感謝します。簡単ではないことは存じてます。

実際に宮部藍梨選手は英語を学ぶことが大変だと答え、所々がぎこちない英語(誤:glad to came ➡ 正:glad to comeなど)でもあります。

でも、大きな会場からしっかり笑いを取っているという、すごくカッコよくて素敵な姿が伺えます!

やり取りをちょっと見てみましょう。

司会:What’s been the toughest part of the transition for you, going from Japan to Southern Idaho.
➡日本から南アイダホに移るにあたっていちばん大変なことは何ですか?

宮部選手:Obviously English is very hard to learn from Japanese and I have to leave my family. It’s kind of hard. But I’m glad to came here.
➡やっぱり英語が日本人(である私)にとってとても大変です。それと家族を離れなきゃいけないし。これは大変です。でも、ここに来られて光栄です。

司会:What’s kinds of things did your team mates do to try to make you feel more comfortable?
➡あなたがより気持ちよく過ごせるために、チームメイトがしてくれたことって何ですか?

宮部選手:My teammate sometimes take me to sushi restaurants to eat Japanese food.
➡チームメイトがたまに日本食を食べにスシのレストランに連れて行ってくれます。

司会:Yeah, and how is the sushi in Southern Idaho compared to Japan?
➡なるほど、それで南アイダホのスシは日本のスシに比べてどう?

宮部選手:Um..I think it’s no good quality. But it’s OK. Yeah.
➡う~ん、クオリティーは全然よくないね。でもOK、だね。(会場が大ウケ)

司会:It was a good try!
➡いい挑戦でしたね!

宮部選手:Yeah!
➡はい!

司会:Congraturations for the player of the year!
➡年間優秀選手、おめでとうございます!

宮部選手:Thank you so much!
➡ありがとうございます!

これがアメリカに来て2年目の宮部選手の英語ですが、アメリカに来た当初は全く話せなかったという意外な事実も浮かび上がってきます。

【バレー】宮部藍梨選手は英語が全然話せなかった?

マクドナルドで注文できなかった宮部藍梨選手の英語力

アメリカのバレーボールメディア「Volleyball mag.com」に、宮部選手がアメリカに来た当日のエピソードが紹介されています。

ここに記されていることは、意外過ぎるアメリカ到着当時の宮部選手の英語力です。

宮部選手の留学したのは南アイダホ大学(College of Southern Idaho)。

ここで当時、女子バレー部のアシスタントコーチを務めていたのがJim Cartisser(ジム カーティサー)氏。

カーティサー氏は宮部選手がアイダホ州にある空港に到着した当日、彼女を迎えに行きました。

その日はまさに、宮部選手にとっては初めてアメリカ入りした日。

カーティサー氏は宮部選手のこの日の様子を次のように回顧しています。

 She spoke almost no English. Cartisser said when they went to McDonald’s for lunch after leaving the airport, she had to point to the items she wanted on the menu, and she found the restroom only via the female icon on the door.

彼女(宮部選手)はほとんど英語を話しませんでした。彼らが空港を後にし、昼食にマクドナルドに立ち寄った時、彼女はメニュー表にある商品を指ささねばならなかった。そして彼女はドアにある女性のマークでトイレを探していた、とカーティサー氏は言います。

Cartisser said she spent the first six months using her phone to translate all of the English-language homework into Japanese.

カーティサー氏によると、彼女は最初の6か月間、電話を使って英語の宿題を全て日本語に訳していたと言います。

引用:volleyball mag,com

先ほどまで見てきた宮部選手の英語力や通訳の腕前からは想像すらつかない姿です。

宮部藍梨選手は南アイダホ大学を卒業する英語力に

しかし、2年後に南アイダホ大学(2年制)を卒業したとき、学業成績は3.8ポイント(満点は5)だったと、カーティサー氏は言います。

バレーボールで優秀選手に選ばれて学業成績3.8 / 5点満点で卒業するのだから、ものすごい努力だったことが伺えます。

南アイダホ大学を卒業後、宮部選手はミネソタ大学へと編入します。

ここにはバレーボールチームの作戦ディレクターである日本人イケダ・ナオ氏がいました。

イケダ氏はこのように語っています。

“At the beginning, Airi’s English was not as good as it is right now, so I was helping her a little bit as a translator when she needed it.

最初の頃、藍梨の英語は今ほどよくありませんでした。だから必要があれば通訳として少し彼女をの手伝いをしてました。

引用:volleyball mag,com

大学3年目を迎えても、まだ少し通訳が必要だったようです。

英語については苦労していた様子が垣間見えます。

ちなみに学問分野は”Asian and Middle Eastern studies::アジア及び中東研究”。

ミネソタ大学を卒業後は、そのまま同大学の大学院へ。

大学院ではスポーツマネジメントを専攻し、リーグや大会の運営について研究。

大学院の卒業論文のテーマは「オリンピックの経済効果」。そして大学院を卒業。

英語力は「大学院卒業レベル」ということです。

先述のカーティサー氏は現在の宮部選手の英語力をこう話しています。

You talk to her now, and you think she would have grown up in the States.

今、彼女と話してみるとアメリカで育ったんじゃないかって思うよ。

引用:volleyball mag,com

また、彼はここまでの宮部選手の軌跡を「one of those Disney movie things:まるでディズニー映画のひとつのよう」とも。

マクドナルドで注文ができず、ドアにある女性のマークでトイレを探していたところから大学院卒業レベルの英語力へと進化していった宮部選手。

そしてバレーボール日本代表。

本当にディズニー映画のようですね!

最後に短く宮部選手の学歴などについて。

【バレー】宮部藍梨選手の学歴など

主な学歴等は次の通り。

  • 金蘭会中学校
  • 金蘭会高等学校 ※春高、インターハイ、国体優勝
  • 神戸親和女子大学(2017年)※退学し、渡米。
  • 南アイダホ大学(2017年 – 2018年)※2年制大学全米大会で優勝 優秀選手に選出
  • ミネソタ大学(2019 – 2022年)
  • 2022年の帰国後、日本代表に合流し、ヴィクトリーナ姫路に入団。2023年も日本代表に選出。

スポーツも勉強もできる文武両道なスーパーウーマンですね…

ネーションズリーグでたくさんの活躍を期待しましょう!

以上です!ハトポッポでした!

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